そば処 水谷(岡山県岡山市)サメ皮おろしのわさびが香る10割蕎麦

岡山県のおいしいそば屋

かねてから評判を聞いていたお蕎麦屋さん。前回、前々回と、お店に伺ったのだけれども、閉店間際とか。

また、土日はもっと遅くまで営業されていたと思ったのだけど。その時だけなのか、また、土日も19時までの営業になったのか?

いずれにしても、2回振られての、お店訪問になりました。今回2人で訪問。いつも夜に訪問して(中に一度も入れたことなかった)ので、今回、土曜日の2時すぎ。

車で目の前を通るが、あれ、お店がない。ナビの設定が間違ったのか?と思いながら、後続車がいないことをいいことに、車を2、3メートルバック。

無地の紺色ののれんがかかったお店。お蕎麦屋さんというより、粋な茶菓子屋さんといった外見。あ、ここだった。


ガラス越しに蕎麦を楽しんでいるお客さんがいる。よかったと安心。ここで、近くのコインパーキングを探す。土曜日のせいか、お店から300mほど離れたコインパーキングに駐車。40分100円。うん。岡山駅前よりだいぶ安い。ちょうど1台空いていたので、さっそく、駐車。目の前に、大好きなもつ鍋のお店があるのを確認するも、誘惑を押しのけて、一路、そば処水谷へ。歩くこと数分。和菓子屋さんならず、お蕎麦屋さんへ。

紺色のシンプルなのれん。通常ののれんより、横幅が広いな。1m以上あるなと、取り留めなくおもう。看板はシンプル。入口左手に、お店の看板。といっても目立つような看板ではなく、シンプルに上品に。右手には、店名が書いてあるランプシェード?店名は主張してないけれど、のれんの右手に、白い和紙に、「新そば」。この貼り紙がないと、一見、お蕎麦屋さんに見えない。

さっそく店内に。入ってすぐ右手にお座敷。左手には、テーブル席が縦長に配置。右奥手には、厨房。その前には、5~7席(多分)のカウンター席が設置。

お店の方に、2人と告げると、「お好きな場所にお座り下さい。」一人での訪問なら、カウンター席にまっしぐらだが、カウンター席はほぼ満席。テーブル席は2つ空いてるので、座り心地良さそうな、また、厨房に近いテーブル席を選択。いつもなら、一緒に訪問した相手に、壁側の席をというところ、厨房が見たいばかりに、壁側の席に座らせてもらう。感謝。

それにしても、午後2時過ぎ。にしては、お客さんが多い。たまたまなのか、また、やはり評判のお店なのか。僕の場合、飲食店の口コミサイトは、最初の数件みた後は、ごはんを食べ終わるまで、評価をあえてみないようにしてる。その前に他の人の評価をみてしまうと、どうしても、自分自身の評価が多少変わってしまう気がするので。

食するとういう事は、総合的なことでもあると思う。器の良しあし、店員の態度、お店の雰囲気。少し話が横道にそれるのだけれども、あるとき、住宅の展示場で、有名店のカレーが食べれるとあって、それを目当てに、その住宅展示場へ。そこで、紙のトレーに、寸胴鍋からカレーをすくってもらって食べたのだけれども、椅子もないので、立ったままで。また、12月の寒い時期。寒さに震えながら、プラスチックのスプーン。その時に思ったのが、いくら美味しい料理でも、店の雰囲気、場所、器など総合的なのもなのだなと。それ以降、そこの有名なカレー店に行くことはなくなったのだけれども、料理って提供するほうにも、また、料理の貸出先(?)にも、お店の看板はかかると思う。

自分が飲食店をするなら、この体験が強烈で、また、器、雰囲気。特に、一番大事なのは、従業員。とりとめなく書いてしまったのだけれども、シンプルなのれん(店名も書いてない)。入った時の、お客さんの質など、お客さんまでもひっくるめてのお店というものなのだなと。

特に10割蕎麦にこだわりはない(嘘?)のだけれども、店内の張り紙(新そばの十割せいろ始めました[限定品])メニュー見る前に、注文するものが決定。相方は、メニューをみて、天せいろを注文。こうなると、やはり天ぷらが食べたい、っとのことで、10割せいろ(天ぷら)に変更。値段が高くなるなーと思いながら、いったん着いた火は消えず。通常の天せいろに100円アップ。

しかしながら、ここは有名店なのに、せいろそば(ざるそばの値段が他のお店より安めの気が)今日、訪問する前までは、ほかの店と一緒の値段か。、少し高いイメージがあって。これは銀座のお寿司屋さん「久兵衛」が高いとのイメージ。いや、これは、例えが適当ではないな。これから推測するにお蕎麦、と、お汁のシンプルなものをイメージ。天ぷらを味わって、ほどなく、おそば以外セット(薬味、つゆなど)が運ばれてきた。

次に天ぷらが運ばれてくる。エビ2尾。しいたけ、ししとう、かぼちゃなど。エビ2匹は嬉しい。先日食べた、また、高級な天ぷら専門店よりも、気持ち衣が厚め。とはいえ、決して重たい衣ではない。しいたけにいたっては地肌が見えている。


絶秒だなー。料理が趣味である僕だけど、こんな天ぷらが作りたいというある意味理想。衣がすごく薄い天ぷらも好きなんだけれども、もう少し天ぷらのカリっという触感があったらと思うことしばしばだったから。衣がしっかりついているのに、地肌が見えそうなぐらいの場所もあるって。ここで天ぷらの修行をしてみたくなったぐらい。家にある「てんぷらの近藤」の分厚い本を、見て復習してみることにしよう。しいたけは、肉厚で、まずは、カリっと。で、肉厚の旨み。

天ぷらのお汁が運ばれてこないので、これはお蕎麦の汁で天ぷらを食べるとのことかな。おつゆを半分お茶碗(小)に注ぐ。色は薄目。厚切りの鰹節、雑節などではなく、和食に近いだしかな。はしたないのだが、つゆだけを少し味わったみる。やはり、蕎麦の汁とうより、和食のだしに近い。

いきなり、天ぷらの王様のエビをチョイス。下半分をつゆにつけて、食べる。美味しい。だけれども、半分つゆにつけても、もっと汁につけてもいいと思うのは、個人的には、どうかなと。天つゆを別に用意ではなくてもいいのだけれども、これには、「お塩」「抹茶塩」などが合いそう。天ぷらの完成度が高いだけに、このあたりが気になったかなー。素材では、エビもしっぽまで美味しくいただけたのだけれども、今回のMVPは、「しいたけ」肉厚で、じゅわっ。

先に運ばれてきた蕎麦セットの、薬味は、ネギ、おろし大根(辛み大根ではなく、普通の)ここで、驚き。まず目についたのは、鮫皮のおろし器。ちっちゃなかわいいおろし器。しゃもじが小さくなった感じかな。で、持ち手のあたりに、「長次郎」作って焼き印。有名なのかな?

話が逆になったけれど、見事なわさび1本ついてる。さめ皮のおろし器にびっくりして、紹介が逆になっってしまったけど、これにも感動。

あと、やっぱり、そば猪口に汁が入ってないのはうれしい。ちゃんと徳利にはいってる。また、驚いたのは、そば猪口ではなく、ちっっちゃめのお茶碗で配膳。きっとこんなところもこだわりなんだろうな。

てんぷらを摘まみながら、さめ皮のおろし器でわさびをする。やはり、すごく、すごく、細やかなわさびのおろし。ここで、フライングをして、お箸で、少しばかりわさびだけを、つまむ。口に運ぶ。舌先でキャッチ。まずは、甘味。数テンポおくれて、辛み。先ほどより、少し多めにとって、再度。最後に、鼻奥から、強すぎないわさびの甘味をともなったみが通りすぎる。このわさびで、わさび茶漬けが食べたい。しかし、ここはお蕎麦屋さん。

そうこうする内に、お蕎麦が運ばれてきた。

わさびだけを食しているのを見られるのは恥ずかしかったので、箸をあわててお盆に戻す。二八そばは、赤のお重?のざるに。僕の10割そばは、シンプルなざるに。そばの太さは普通。水切りもきちんとされている。ざるを直接お盆に置いたので、ここで水切りがきちんと出来てなかったなら、水も垂れるだろうし。好感。


少な目に摘まんで、汁に半分つける(汁の色が薄いので、最初にしては多め)つぎに、わさびを少しつまみ、お蕎麦にちょん。1/3汁につけて。わさび、つゆ、10割蕎麦のコンビネーション。さすが。

お蕎麦は、星がない、きれいなおそば。細引き。のど越しもいい。わさびもいい感じ。角もたってる。ただ、もう少し盛りつけた時に、腰がたって、ふわっとした隙間が空いているような感じが欲しかった気も。これは個人の好みだし、人それぞれ。ただ天ぷらのお汁と、蕎麦のおつゆと一緒より、分離したほうが。手間がかかるなら、天ぷらはお塩で食べて貰うとかにしても。それほど美味しい天ぷらなので。

残ったわさび(1/3)を持って帰りたかったのだけど、言い出せませんでした。わさびも本当にしっかりとしたわさび。お店おこだわりを感じました。お店の人も本当に感じがいい。ほかのお店より高くない値段設定。なのに、こだわりのわさびを鮫皮のおろし器(お客さんが擦る)。天ぷらにしても、エビも2尾。

味、値段、店員さん、器。バランス、また、本当にこだわったものを出しているお。蕎麦屋さん。だけれども、値段は抑えて。素敵なお店でした。

(レポート提出/吉助)

【店名】そば処 水谷

【読み(ひらがな)】そばどころ みずたに

【 店の電話番号 】086-226-8266

【 住 所 】岡山県岡山市北区幸町4-26 大重ビル1F

【 アクセス 】岡山駅から徒歩10分

【 営業時間 】11:00~17:00

【 定 休 日 】水曜日

【ひとり分の平均的な予算】昼 2000円

【 予 約 】

【クレジットカード】不可

【 個 室 】無

【 席 数 】

【駐 車 場】無

【 煙 草 】可

【アルコール】有

【店のホームページ】

【地図にリンク】   https://goo.gl/maps/fWBNvhUGY3G2

 

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