日本蕎麦 伝統技能保持者 認定制度
「一本棒、丸延し」は、日本蕎麦伝統の蕎麦打ち技術です

日本蕎麦伝統技能保持者 福井認定会を、11月19日に開催しました。信州の戸隠、飯田で行ってきた認定会が、福井県でもスタートしました。

 
■日本蕎麦伝統の打ち方「一本棒・丸延し」による蕎麦打ち技能を認定する「日本蕎麦伝統技能保持者」の、福井における第一回認定会を、2016年11月19日に開催しました。地元福井の蕎麦打ち伝承者をはじめ、関東からも一本棒・丸延しの達人が集い、「美味しい蕎麦」を目指して蕎麦を打ちました。
 この認定会は、長野県の飯田市、戸隠でも開催してきましたが、福井でも、たくさんの方の熱意に迎えられ、第一回を開催することができました。お力添えいただいた皆さん、ありがとうございました。この日をスタートラインに、福井の蕎麦の美味しさが、ますます際立っていくことを確信しています。



 福井には、福井在来の味を引き出す、優れた蕎麦の打ち方があります。
 これは江戸時代から伝わる、福井蕎麦ならではの技術です。越前おろし蕎麦をはじめとする福井蕎麦のおいしさは、この打ち方をすることで、最大限に引き出されます。
 「在来種そば王国・福井」の、極上の在来種の風味を、蕎麦切りに仕上げたいなら、福井伝統の一本棒、丸延しで打ってください。

 次年度も引き続き、信州・戸隠、および福井市で開催を予定しています。美味しい蕎麦を打つ技術を習得なさりたい方は、『蕎麦Web』にお申し込みください。
 詳しくは、お申し込みいただいた方に、メールでお知らせします。


                  主催/蕎麦Web
                  共催/福井そばルネッサンス推進実行委員会
 

●認定会へのお申し込みは、こちらをクリックしてください


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「日本蕎麦伝統技能保持者」の認定制度は、「一本棒・丸延し」の方法で蕎麦を打つ技術が優秀であることを認定する制度です
 
 「一本棒・丸延し」というのは、信州や福井など、おいしい蕎麦が名物となっている蕎麦処に昔から伝わる、伝統的な蕎麦の打ち方です。
 麺棒を一本だけ使い、蕎麦の生地を丸く延して、蕎麦を打つのです。
 本来、信州蕎麦も、福井蕎麦も、「一本棒・丸延し」で打つのが正統のスタイルです。
 
 この打ち方「一本棒・丸延し」こそ、日本蕎麦本来の打ち方で、蕎麦のおいしさを引き出す秘密がいっぱい詰まった、すばらしい技術なのです。
 細い麺線の状態につなげるのが難しい蕎麦粉でも、この打ち方をすれば、つながりが良く、なおかつ、もちもち感がある蕎麦を打つことができます。
 もともとは、十割蕎麦(生粉打ち)を打つために工夫され、磨き上げられてきた打ち方なのです。
 日本蕎麦の食文化の神髄は、まさにここにあるといえます。

 

「一本棒・丸延し」の打ち方は、消滅寸前の状態です
 
 しかし現代では、「一本棒・丸延し」の打ち方は、忘れられつつあり、もはや消滅寸前の状態になっています。
 このすばらしい技を失うことは、日本の蕎麦食文化の崩壊を意味します。
 
 なんとか、この技を守り、後世に伝えたいという、祈りにも似た気持ちで始めたのが、「日本蕎麦伝統技能保持者」認定制度なのです。
 この制度の発足、存続には、戸隠を始め、飯田、福井などで蕎麦の伝統を守り続けている、たくさんの方々のお力をお借りしています。
 
 2014年5月24日に私たちが、信州・飯田で開催した第一回「日本蕎麦伝統技能保持者」認定会をきっかけに、「一本棒・丸延し」の技法に目を向けてくださる方が、少しずつ増えてきました。
 
 今年は第四回の認定会を、2016年9月14日(水曜)に、信州・戸隠で開催します。
 それに先立ち、「一本棒・丸延し」の打ち方を習得していただく講習会を、6月29日(水曜)に、戸隠で開催しました。

 講習会の約2ヶ月半、腕を磨いていただき、9月14日の認定会に挑戦してください。
 試験に合格すれば、「日本蕎麦伝統技能保持者」として認定され、認定証が授与されますが、何よりの成果は、認定証よりも、「一本棒・丸延し」でなければ打てない、おいしい蕎麦が打てるようになることです。
 おいしい蕎麦を打つ技術を習得すれば、あなたのまわりの大切な方々に、一生涯、おいしい蕎麦を食べる幸せを贈ることができるのです。
 
 

 

 
東京・銀座でも「一本棒・丸延し」の打ち方を広めています
 
 私たちは、蕎麦処の地元の皆さんと力を合わせて「一本棒・丸延し」の打ち方を復活させる活動を行うと同時に、東京・銀座でも、長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」のご協力をいただき、銀座の中心地5丁目で、「一本棒・丸延し」による蕎麦打ち教室を運営しています。
 
 教室の名前は「蕎麦のソムリエ講座」といいます。この講座には、遠く北海道や九州、沖縄、日本全国から多くの方が集まってくださいます。
 さらに海外からのお申し込みも増えてきている状況です。
 
 ひとりでも多くの方に、この講座にご参加いただき、日本蕎麦伝統技能保持者の仲間になっていただきたいと思います。
 ご参加ご希望の方は、ページ下の申し込みのアイコンをクリックして、メールでお申し込みください。詳細は、メールでお知らせします。
 蕎麦を愛する皆さんに、銀座で、信州で、お会いするのを、楽しみにしています。
 

        日本蕎麦伝統技能保持者認定制度 運営委員会 片山虎之介

 
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【会 場】 銀座NAGANO (東京都中央区銀座5丁目6-5 NOCOビル2F)
【電話番号】 『蕎麦Web』事務局 ☎048-480-7070 (TEL & FAX)
【次回開催日】 毎月一回、開催しています。ご参加ご希望の方は『蕎麦Web』をご覧ください。
 『蕎麦Web』 http://sobaweb.com)
【テーマ】 一本棒による信州そばの打ち方
【講師】 講師は、神奈川県大和市の『手打ち蕎麦 卯月(うづき)』の佐藤弘高さんや、信州戸隠の名人たちなど、一本棒・丸延しを伝承する方々です。
【時 間】 11時〜14時30分 (第一部の時間です。第二部は15時〜18時30分まで)
【受講料】 5,000円 (打った蕎麦は、お持ち帰りいただけます)
問い合わせ、申し込みは、以下をクリックしてください。
 
銀座NAGANOの「蕎麦のソムリエ講座」へのお申し込みはこちらから。

(クリックすると申し込みページへリンクします)