そばつゆ、かえし、出汁の作り方/日本蕎麦保存会

日本蕎麦保存会

⬆︎2022年8月に行った、そばつゆ(辛汁)の作り方の講座です。後日、アンコール講座を行います。お見逃しなく

そばつゆの作り方の講座を2022年8月と9月に行いました。非常に人気で、全国からたくさんのそば屋さんや、そば好きの皆さんがご参加くださいました。
受講された方々から「温かいそばの汁、甘汁の作り方も教えて欲しい」という熱心なご要望がたくさん寄せられましたので、ご要望にお応えして、蕎麦のソムリエ特別講座「実践・3種類の甘汁を作り分ける」の募集を開始します。
多種多様な節類や昆布、濃口醤油、淡口醤油などを組み合わせて、皆さんに実際に3種類の甘汁を作っていただく講座なので、定員を20名とさせていただきます。

●受講をご希望の方は、グーグルで「そば打ち教室、東京」と検索していただきそば打ち教室 東京 十割そば打ち NHKあさイチで紹介…」というタイトルのページをご覧ください。現在、検索結果の1ページ目にあります。次回の蕎麦のソムリエ講座の内容も、同じページに書いてあります。

プロの蕎麦屋さんも驚く、美味しい甘汁(かけ汁)の作り方を学んでいただけます。

 

そばつゆは、世界一難しい「料理」です

「そばつゆ」は、難しいと言われる日本料理の中でも、最も難しいものの一つです。なぜなら、発酵、醸造、旨みの加工をコントロールして作る「濃口醤油」「淡口醤油」「再仕込み醤油」「たまり醤油」「白醤油」などの、それぞれの特徴を理解した上で、いくつかの醤油を組み合わせて味の骨格を決めます。さらにそこへ、加熱、あるいは非加熱、濃縮、熟成、温度変化、経時変化のコントロールを経て「かえし」を作り、砂糖、味醂、かつお節、雑節、昆布類、椎茸などのバランスをとりながら使いこなし、最終的に、主役となる蕎麦との相性を判断して、味の決定をしなければなりません。「高価な本枯節で出汁をとり、醤油と合わせればいい」などという単純な話ではないのです。これほど難しい作業は、日本料理の中でも極めて特殊な仕事と言うことができます。世界の食文化を見渡しても、ここまで複雑で繊細な構造を持った料理は、他に見当たりません。

無限の創造力を必要とするそばつゆの世界の秘密を、「蕎麦のソムリエ特別講座・そばつゆの理論と技術」の講座で、皆さんに、その神秘のヴェールを取り去って、展望していただきます。

日本蕎麦保存会会長、片山虎之介が、お伝えします。

(⬆︎上の名前をクリックすると片山虎之介の公式ホームページにリンクします)

 

★Toranosuke Katayama’s school of making Japanese soba. This is the best soba school in Japan.

⬇︎2022年9月に開催した、そばつゆ(辛汁)の作り方の講座です。後日、アンコール講座を行います。お見逃しなく

 

 

⬇︎甘汁の作り方の特別講座を、2023年4月19日に開催しました。続いて第二回目を5月17日に行います。ご参加、お待ちしています。

⬆︎受講をご希望の方は、グーグルでそば打ち教室、東京と検索していただき「そば打ち教室 東京 十割そば打ち NHKあさイチで紹介 …」というタイトルのページをご覧ください。現在、検索結果の1ページ目にあります。次回の蕎麦のソムリエ講座の内容も、同じページに書いてあります。

 

 

 

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