在来種そば連絡協議会が発足しました
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- カテゴリー: 日本蕎麦保存会, 在来種そば連絡協議会

在来種そば連絡協議会が、2018年4月3日、発足しました。
全国の在来種そばの生産者が情報を共有し、力を合わせて、在来種そばの価値を高めていくことを目的としています。

【在来種そばのブランド化を目指します】
日本国内のそば生産量の、およそ3分の1が、在来種であると言われています。
合計の生産量は意外に多いのですが、それぞれの生産者が小規模で孤立しているため、在来種そばの振興をはかるために、効果的な活動ができないのが現状です。
こうした状況を打開するために、「在来種そば連絡協議会」を発足させました。
日本蕎麦保存会の中の一部会として活動し、在来種そば生産者の力を結集する場にしたいと考えています。
志をおなじくする在来種そば生産者のみなさん、ぜひ、この会にご参加ください。
ご一緒に、私たちの在来種そばを、商品としての力を備えた魅力的なブランドに育てあげましょう。
【いろいろなイベントを計画しています】
今後の活動として、関東地方など、蕎麦の消費地で、在来種そばについてのイベントを開催します。これにより、在来種そばの知名度のアップ、消費量の拡大に結びつけます。
さらに、在来種そばのイベントを、年に一度、全国規模で展開し、在来種そばのブランド化に取り組みます。
PR活動は、在来種そば連絡協議会、及び、日本蕎麦保存会が中心になって行いますので、会員に過度の負担をかけることはありません。
そばの食文化は成熟度を増しています。これからは個性的なそばに価値が生まれる時代です。小さな村の希少な在来種を求めているそば店と、人知れず、良質の在来種を大切に育てている生産者を、在来種そば連絡協議会が結び付けます。

【情報発信の方法】
幸いにも、私たち「在来種そば連絡協議会」は、日本蕎麦保存会が管理する『日本蕎麦保存会.jp』や、その兄弟サイトである『蕎麦Web』を、必要に応じて活用することができます。蕎麦専門のインターネットのメディアという武器を使い、在来種そばのブランド化を実現させましょう。
また、日本蕎麦保存会に加盟しているそば店は、在来種そばのおいしさを、十分に引き出すことのできる技術を備えた名店ぞろいです。こうしたそば店のメニューに載ることは、その在来種がおいしいことの証明になります。良質の在来種そばは、少量であっても、日本蕎麦保存会加盟のそば店で、高価格で購入させていただきます。
【そば屋さんもご参加ください】
「何か私の店ならではの、個性的で魅力的なメニューを提供したい」とお考えのそば屋さん、在来種そばを、お店のメニューに載せてください。各地の在来種そばの食べ比べや、ホシの散った透明感のある美しいそばなど、お客さんを虜にするおいしいそばを提供する、お手伝いをいたします。
日本蕎麦保存会は、凄腕のプロフェッショナルの集団です。 そば屋さんも一緒になって、在来種そばの魅力を広めましょう。
本会の活動の目的にご賛同いただける方は、以下のフォームにご記入いただき、お申し込みください。
在来種そばによって地域を活性化させる活動を、一緒に、力強く、進めましょう。
在来種そば連絡協議会 事務局/片山虎之介
【在来種そば連絡協議会へのお申し込みは、こちらから】