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そば乾麺を、自宅で、おいしく食べる方法

               【蕎麦のソムリエ講座】Web版

 

 

自宅でおいしいそばを楽しむには、4つ方法があります。

まずは、その一つ目。

「そば乾麺」を、おいしく食べる方法をお伝えします。

 

そば乾麺を自宅で、おいしく食べるコツ

 

そば乾麺をおいしくするには、何よりも、ゆで方が大切です。

できるだけ大量のお湯を沸騰させて、一人前ぐらいの少量を、乾麺の袋に書いてあるゆで時間を守って、きちんと茹でること。

ここを押さえたら、もう、成功したようなものです。

 

もしも自宅に小さな鍋しかなかったら、そば乾麺を半分に折って入れれば、大丈夫です。

そば乾麺をおいしくするゆで方は、以下をクリックすると、説明のページにリンクします。

 

 

そばつゆを選ぶと、おいしさが2倍に

 

もうひとつ、重要なのが、そばつゆです。

冷たいそばを食べるのか、それとも温かくして食べるのか、どちらにするかで、使うそばつゆの選び方、作り方が違います。

そばつゆは、麺と同じか、あるいはそれ以上に大切なものです。

 

市販の、つゆの素は、甘すぎる場合が多いようです。

これは、こうした商品が、「そば」の汁用ではなく、煮物の味付けに使ったり、そうめんやうどんの汁を基準に考えて製造しているためです。

そうめんやうどんなど、小麦の麺は、「そば」の汁とは、ちょっと違う味つけをします。この「ちょっと」が、そばをおいしくするか、そうでないかの分岐点になるのです。

 

小麦の麺に合う汁は、淡口醤油を使うなどして醤油感をおさえ、出汁も、昆布をベースにして、うるめや、あごなどを使って、小麦粉の麺と相性のいい味に仕上げています。

 

そばの汁は、それとは違う味にしないと、おいしくありません。具体的には、濃口醤油を生かした醤油感が、ある程度必要ですし、出汁は、昆布やうるめではなく、鰹節をメインに使います。

 

特に、冷たいそばをつけて味わう「辛汁」は、温かいそばの汁とは、まったく違うバランスだということに、注意してください。

 

うどんもそばも同じだと思うと、失敗します。せっかく、おいしく茹でたそばなのですから、その味を、汁で殺してしまわないようにして、楽しみましょう。

温かいそばの汁「甘汁」として使うなら、市販の希釈タイプのそばつゆは、使いやすいものが多いようです。

 

 

市販のそばつゆの選び方

 

メーカーによって、甘辛のバランスが、大きく異なります。

お近くのスーパーで売っている商品を、あれこれと試してみて、お気に入りの商品を探してください。

希釈タイプのものと、高級感を演出したパッケージで、値段も高い使いきりのそばつゆもありますが、高いほうがおいしいとは、必ずしも言えません。

 

意外に、コンビニで売っている希釈タイプのそばつゆに、口に合うものがあることもあります。

 

お気に入りのそばつゆを見つけたら、忘れないようにメモしてください。

それが、そばをおいしく食べる、方法です。

 

薬味と具材にこだわると、おいしさが4倍にアップ

蕎麦の名店の薬味の使い方、盛り付け方を参考にしてください。

ここまで書いてきたことを実践したうえで、そば乾麺を、自宅でおいしく食べる秘訣は、薬味と具材を重視することです。

薬味は、冷たいそばなら大根おろし。温かいそばなら、七味唐辛子や、ゆずなどの香りのものが効果的です。

たまごも重要です。また、海苔も、おいしさを引き立てます。

具材は、冷たいそばも、温かいそばも、天ぷらが定番ですね。間違いのない組み合わせです。

また、たまごなどは、扱い方ひとつで、いつもとはまったく違う味に仕立てることもできます。

左は辛味大根。いろいろな種類があります。そばの味を引き立てる、最も重要な薬味は、大根おろしです。

 

以下に、「蕎麦のソムリエ講座」で片山虎之介がお伝えした、「ふわふわ月見そば」のレシピを公開しますので、ぜひ、試してください。

日本蕎麦保存会のオリジナルレシピです。

そば乾麺の、ほんとうのおいしさに、驚いていただけるはずです。

 

そば乾麺とたまごがあれば、すぐにできる「ふわふわ月見そば」の簡単レシピ

 

そば乾麺は、大量のお湯の沸騰を維持して、少量の乾麺を茹でることが重要です。

鍋に乾麺が入らないときは、折って入れてください。

 

ゆであがったそばは、芯が残っていないことを確認してから、水で洗います。

表面のぬめりをとることと、水の冷たさで麺を締めて、コシを出すことが目的です。

 

冷たいそばとして食べる場合は、これでざるなどの器に盛り付けますが、温かいそばとして食べる場合は、コシが出たそばを、先ほどゆでた熱湯で、もう一度、温めます。これは短時間で結構です。器に用意してある温かい汁に入れたとき、温度が下がらないようにするための作業です。

 

器に、温まったそばを入れます。(汁は、あとから入れます。事前に準備しておいてください)

 

熱いところに、全卵を入れます。

 

このような泡立て器があれば理想的ですが、なければ箸でも大丈夫です。

 

熱いうちに、手早く、かき混ぜます。

 

しっかり泡立てると、おいしくなります。

 

箸で表面を、きれいに整えます。雲をイメージしてくだい。

 

泡の端から、汁を注ぎ入れます。

 

たまごの黄身だけを乗せれば、「ふわふわ月見そば」の完成です。

 

ふわふわ雲の間から、まん丸いお月さまが顔をのぞかせた感じです。おいしいですよ。

 

 

 

 

早速、ふわふわ月見ソバにチャレンジしてみました。
おいしかったです。
やや月が雲に隠れてしまいました。
次回は、雲の泡立をよくして、そばつゆの量と温度を
もうすこし工夫してみようと思います。

F・H

 

 

すばらしい写真、ありがとうございました。黄身が、かわいいですね。それとも、どんぶりが大きいのかな。おいしいそば、楽しんでください。

 

 

 

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●このレシピは「蕎麦のソムリエ講座」でお教えした内容の一部です。興味のある方は、ご参加ください。

 

 

 

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