大正時代に建てられた旧遊郭をリノベーションした店舗の外観は、趣があり歴史を感じる。入り口の大きな暖簾も雰囲気を醸し出している。入り口の横（店外）には喫煙スペースがある。暖簾をくぐり店内に入ると店内はリノベーションされており、暖色系の照明で当時の雰囲気を残しながらも清潔感ある店内である。今回は中庭が見える席に座ることはできなかったが、中庭を店内からも見ることができ、古き風情を目でも楽しませてくれる。

入り口には数席の待合スペースのほか、4人掛けのテーブル席が9席ほどあり広い店内である。開店時間の11:30に着き、店内に入ると既に2組のお客様がおり、その後も続々とお客様が来店されていた。11:50ぐらいには満席となり、お客様が待っている状態であった。

土曜日の昼時であったこともあり多くのお客様が来店される中で、店員さんもテキパキと仕事をこなされており、従業員の方が気さくで居心地がよく、言葉遣いや接客態度も非常に良い。

席に座ると温かい蕎麦茶が出てきて、ホッとするひと時である。蕎麦の種類は二八蕎麦と十割の蕎麦から選べ、メニューのカテゴリーは「ざる蕎麦・冷たいぶっかけ蕎麦・温かい蕎麦・ごはんもの・蕎麦前の一品・天ぷら・甘味・飲み物」などがあり、蕎麦だけでなく楽しめるメニュー構成となっている。蕎麦は「こだわりの自家製粉石臼手打ち」で、挽きたて・打ちたて・茹でたてと紹介されている。
今回オーダーしたのは、天ざる（車海老2尾と野菜）2,000円に+250円増しで十割そばに変更。

★天ぷら
天ぷらの種類は、エビ2尾・シシトウ・ナス・南瓜・蓮根の4種類と具沢山。薄めの衣で揚げあり、サクサクとした触感がたまらない。天つゆ・塩・大根おろしの各々の味を楽しんだ。

★ざる蕎麦（十割蕎麦）
蕎麦は細切りで、まずは蕎麦だけをいただきました。しっかりとコシがあり、噛み締めるとふんわりと蕎麦の香りが口の中に広がります。蕎麦つゆは、やや濃い目なので蕎麦を蕎麦つゆに軽く浸すぐらいがちょうど良さそうです。そのほかにも軽く塩を振って食べました。そして食べ終わる頃に温かい蕎麦湯を店員さんが持ってきてくれました。

今日感じた点
蕎麦鑑定士（4級）の申し込みをして初めての食味レポートのため、蕎麦の特徴や風味に関する違いを具体的にレポートできるレベルではありませんが、5感を楽しませてくれるお店でまた来たいと思いました。今回は十割蕎麦のみをいただきましたが、次回からの食味レポートでは違いをより感じるため、異なる蕎麦（二八蕎麦等）を一緒に食べて比較してみたいと思いました。
(レポート/のほほんと。)

【 店の電話番号 】052-471-3850
【　住　所　】愛知県名古屋市中村区大門町13
【 アクセス 】地下鉄東山線　中村日赤駅より徒歩８分
地下鉄桜通線　中村区役所駅より徒歩12分
【 営業時間 】昼　11：30～15：00（LO14：30）
夜　17：30～21：30（LO21：00）
【 定 休 日 】月曜日・第二火曜日
【ひとり分の平均的な予算】1,800円
【　予　約　】可
【クレジットカード】夜の10000円以上の食事はクレジットOK
【　個　室　】不明
【　席　数　】テーブル席（4人掛け）×9席
【駐　車　場】近隣パーキング　30分サービスあり
【　煙　草　】店外に喫煙スペースあり
【アルコール】あり
【店のホームページ】あり
【写真の説明】
1　店舗外観
2　天ざる（十割蕎麦）