蕎麦料理 仲佐 (岐阜県下呂市) 最高の蕎麦モードへ! 究極の蕎麦
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毎年一泊二日の研修旅行をしていますが、今年は歴史ある温泉街で知られる下呂に行くことになり、「仲佐」を昼食のお店に選びました。私は「仲佐」に行くのは今回で2回目ですが、またあの蕎麦を食べることができるかと思うと楽しみでなりませんでした。
入り口横には「そばの実を石臼で手曳き 自家製粉で仕立て上げております」と石臼が展示してあります。またその上には「仲佐」の大きな看板があり、「蕎麦モード」にスイッチが入りました。
開店後一巡目を目指していたので10時30分、つまり1時間前から並び一番目となりました。少し経つと続々と順番を待つ人が集まり始め、11時30分の開店時には約30名が並んでいました。
11時30分の開店時刻になり、「どうぞ」と呼ばれ入店すると、蕎麦屋にしては明るく上品で素敵な空間が広がっています。奥に座敷が2席、その前に4名のカウンター席、そしてテーブル席が有ります。
店内に入ると正面に「ミシュランガイド 愛知・岐阜・三重2019」、「Gault&Millau 2020」そして、「THE TABELOG AWARD 2022 BRONZE」が有り、一見蕎麦屋とは思えないような雰囲気を醸し出していました。
開店後の第一巡で座敷まで一気に進み、席を確保出来き、ホッとしたことでお店全体の清潔感溢れ、蕎麦の素材を活かす雰囲気が漂っていることに触たことは、素敵な一瞬の体験であり、その高揚感が継続しました。
接客としては、何を食べたいかを察したように蕎麦三昧を勧めていただきました。蕎麦の素材と蕎麦料理を楽しみたい私達の想いが伝わったかもしれません。
メニューに書かれている内容は、蕎麦を味わい、楽しむお店として絞り込んでありました。特に興味をひいたメニューは、蕎麦三昧、焼き味噌、蕎麦掻きです。
注文したメニューは、蕎麦三昧、季節の天ぷら盛り合わせ、そして焼き味噌です。
蕎麦掻きを注文しようかと思っていましたが忘れてしまい残念でなりません。
蕎麦三昧にある胡麻豆腐は風味があり、山葵との相性も良かったです。
焼き味噌はしゃもじの上に塗るように乗せて出され、焦げ目、香り、そして口に入れた時の味噌のうまみの広がりを楽しむことができました。
季節の天ぷら盛り合わせは海老を含めて7種あり、素材の味を楽しめるように塩が盛られています。美味しかったです。
蕎麦は粗挽きのため色は濃く、手挽きの石臼で自家製粉された蕎麦は、つやがあり、透明感、粒状感がありました。また、細めですがしっかりとしたコシで歯ごたえはしっかりとしています。そして、喉越しはとても良かったです。
量は「蕎麦三昧」の締めとしては丁度良いです。
汁は濃い目の味です。
まずは、蕎麦の真ん中から数本をつかみ、汁を付けずに食べました。これこそが蕎麦自体の素材を味わうには欠かせない食べ方で、私はどのお店でも毎回行っています。今回は2回行いました。
次に、汁に入れて食するのですが、粗挽きでしたが汁に入れるのを三分の一より少なめとして蕎麦自体の味を十分に味わうことにしました。ただし、少ないといっても麺と汁の味のバランスは最高でした。
また薬味ですが、山葵やネギではなく辛味大根を使用していることは、蕎麦と辛味大根は非常に相性が良く、蕎麦のうま味を一層引き立てていると実感しました。
最後は蕎麦湯です。蕎麦湯を飲むと「仲佐」で過ごした至高の時間が終了となります。ゆっくりと、しかもたっぷりと飲みました。蕎麦のうま味、そして香りを楽しむことができます。また、栄養価が高く健康に良いと思うと益々美味しさが増すように感じました。
(レポート/そばカキ)
【 店の電話番号 】
0576-25-2261
【 住 所 】
509-2202 岐阜県下呂市森918-47
【 アクセス 】
髙山本線下呂駅から歩いて行けますが、車も便利です。
【 営業時間 】
午前11時半より売り切れ仕舞い
【 定 休 日 】
水曜日(祭日は除く) ※不定休あり
【ひとり分の平均的な予算】
2,000円~3,000円
【 予 約 】 不可
【クレジットカード】不明
【 席 数 】 席
【駐 車 場】 7台
【アルコール】
ビール、飛騨古酒、烏龍茶等
【店のホームページ】
http://nakasasoba.com/index.html