豊平峡温泉 ONSEN食堂 (北海道札幌市) 十割蕎麦と本格カレーのコラボに挑戦
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家族旅行で札幌から洞爺湖へ向かう道中にて、同行している弟の「カレーと十割蕎麦が美味しい店がある」との一言で豊平峡温泉に立寄ることとなった。
札幌市から車で40分弱の豊平峡の温泉施設内にある「ONSEN食堂」。 入り口まで来ると芳醇なスパイスの香りが漂いながら数人のインド人シェフが威勢よく本式のタンドール窯でナンを焼くのが目に入り、入る店を間違えたかと思ったが、横で和装した職人さんが蕎麦を茹でていたので一安心して窓側の座敷席へ進む。
お品書きをみると本格カレーの数々が並んでおり、周りを見渡すとカレーを食べている方と蕎麦を食べている方は半々ぐらい。どちらにしようかしばらく悩んでいると、“がんじす(インドカリーのそば)”が目に留まる。
「これだ」。
しばらく待つと並々とカレールーが入った丼がやってきた。黒々と光る蕎麦と白い鶏肉の塊が所々に顔を出しており、存在感は十分。
一口すすると濃厚なカレーの風味が口に広がり、噛みしめると挽きぐるみの蕎麦の風味と一体となる。
いわゆるお蕎麦屋さんのカレー南蛮とは一線を画しており、例えるならば本格カレーと十割蕎麦ががっぷり四つに組んだといった感じか。
好みは分かれるかもしれないが、これはこれでありだろう。
十割蕎麦はやや細め、蕎麦の実の斑点が散らばり、ぼそぼそ感はなく滑らかな 仕上がりで喉越し良しで香り良し。
【 店 名 】豊平峡温泉 ONSEN食堂
【 読 み 】ほうへいきょうおんせん おんせんしょくどう
【 電話番号 】011-598-2410
【 住 所 】北海道 札幌市南区定山渓608番地2
【 アクセス 】車の場合は、札幌市街から国道230号線で中山峠方面へ走り、 定山渓温泉街を右手に過ぎると左手道路沿に トイレ付きパーキングエリアがあるので、それを少し過ぎてから豊平峡ダム入口交差点より左折(案内板がある)600mのところで左折。バスの場合はJR札幌駅のバスターミナルから「定鉄(じょうてつ)バス」の「かっぱライナー号」または「豊平峡温泉行」に乗車、80分で終点「豊平峡温泉」で下車。 (札幌市街から約35km)
【 営業時間 】11:00~21:00
【 定 休 日 】年中無休
【ひとり分の平均的な予算】昼 1,000円~2,000円 夜 1,000円~2,000円
【 予 約 】不可
【クレジットカード】不可
【 個 室 】なし
【 席 数 】 97席(屋内52席、テラス席45席)
【駐 車 場】 有り
【 煙 草 】分煙(喫煙室あり)
【アルコール】あり
【店のホームページ】http://www.hoheikyo.co.jp/