手打そば 舞扇(東京都文京区)こんなお店が欲しかった、味も値段も居心地も、すべてが大満足の大人の隠れ家
今回は、東京ドームに近い文京区小石川にある、小さな大人の隠れ家を紹介したい。居心地の良さは万人誰もが気に入ることだろう。
月曜日の11時30分の開店を待って妻と入店。近くには東京ドームがあり、春日通りを挟んだ南側には中央大学理工学部もあるが、駅から少し離れているため、存在が目立たず隠れ家的な雰囲気もある。清潔感漂う和モダンの店内は、カウンター5席、テーブル10席の小さなカフェバー風。続々と来店者あり。
『本日のサービスランチ』の中から、『豚せいろ』(900円)と『野菜かき揚げせいろ』(950円)をお願いした。プラス50円で『そぼろ御飯』を付けることも可能とのこと。せいろの蕎麦の量は170グラムと東京都内の蕎麦屋としては多めだが、美味しそうなので『そぼろ御飯』もお願いした。
『豚せいろ』のつゆは甘辛で、しつこくなく、好きな味。具も適量。一方の『野菜かき揚げせいろ』の蕎麦つゆは鰹だしで、辛め。香りもある。
蕎麦は美しい細切りで、適度なコシがあり、歯ぬかりはなく、喉越しも素晴らしい。口当たりがとても優しい感じがした。口にする前は蕎麦の香りはあまり感じられなかったが、口に入れると香りと甘みが喉の奥に広がるような感じがした。薬味は、ねぎとわさび。
野菜かき揚げは、御飯茶碗ほどの大きさがあり、衝撃的な大きさにまず驚き、そして笑みがこぼれる。長ねぎ、玉ねぎ、かぼちゃ、人参がぎっしりと入っていた。サクサク感もある。男性なら、これだけで酒の肴になりそうな美味さ。女性なら、これだけで満腹になりそうなボリューム。満足感十分。
蕎麦湯は白濁しており、少しとろみはあるが、あっさりしていた。
『そぼろ御飯』は豚挽き肉のそぼろであろうか、生姜の味がして、これまた美味。注文して正解!
総合的に評価して、満点で良いと思う。味も値段も居心地も、全てにおいて非常に良かった。とても小さなお店だが、結構な人気店のようで、常に満席だそうだ。頷ける気がする。お酒にもこだわりがあるようで、今度は夜お邪魔してお酒も楽しんでみたい。とっておきの大人の隠れ家のような店であり、非常に気に入ったので本当は他人には教えたくないくらいだが、だからこそ是非とも一度訪ねて欲しい店として紹介したい。
(レポート提出/かき揚げそば)
【食味体験をした店名】手打そば 舞扇
【店名の読み(ひらがな)】てうちそば まいせん
【店の電話番号】電話 03‐3816‐8633
【店の住所】東京都文京区小石川2‐7‐2
【アクセス】
東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅から約400メートル 徒歩約5分
都営大江戸線 春日駅から約400メートル 徒歩約5分
【営業時間】
昼 11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)
夜 17:30~22:30(ラストオーダー 22:00)
【定休日】日曜日・祝日
【ひとり分の平均的な予算】
昼 1,000円程度
夜 3,000円程度
【予約】可能
【クレジットカード】不可
【個室】 無
【席数】15席 (カウンター5席、テーブル席10席)
【駐車場】無
【煙草】不可
【アルコール】有 (ビール、日本酒、焼酎 特に日本酒のこだわりあり)
【店のホームページ】なし