庄司屋(山形県山形市)東北の素朴なそば屋
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山形に出張で行った時に、ネットで探して行ったお店です。山形も蕎麦の美味しい場所だと色々聞いていたので、楽しみにしていました。
駅に隣接というよりエキナカというか改札口と直結しているホテルメトロポリタン山形にチェックインし、荷物を置いてからいざ庄司屋へ。
東口を線路沿いに南下すると、右側にスポーツジムがありその前を通りすぎしばらく行くと、線路の下を通るガードからくる道に当たる。そこを右折し、少し行くと看板が見えてくる。駐車場も広めで30台ほど停められるようだ。駅から歩いて約10分位だろうか。
店に入ると、テーブル席が並んでいる。奥には広い座敷もあるようで、40人位は入れるようだ。少し大きめで四角い8人掛けの相席用のテーブルに案内された。
一品料理の鴨焼きが目についたので、鴨焼きと出羽桜大吟醸の300ccを一本頼んだ。鴨焼きは香ばしさと柔らかさがとてもいい。量も二人でつまんで丁度よいくらいの量がある。出羽桜の大吟醸との相性も抜群である。
ここ庄司屋は、慶応年間に山形城三の丸吹張口の堀端にそば茶屋として創業し、152年の歴史があり、山形一番の老舗だそうです。現在は4代目の指導の下、5代目が腕を振るっているそうです。蕎麦は、外一そばで、「挽きたて」「打ち立て」「茹でたて」の「三たて」に拘っているそうで、その日に使用する分の蕎麦粉を前日の深夜から石臼引きし、早朝に篩にかけて打っているとのことです。
そろそろお酒も無くなってきたので、締めの蕎麦をたのみます。やはりお勧めの「相もり板天」を注文しました。
外一の「もりそば」と「さらしなそば」の相もりに天ぷらが付いています。相もりなので、量はそれぞれ少なめかと思っていたら、そばが乗っている板が大きいので少なめに見えるものの、一人前ずつある感じで、ちょっと、量にびっくりです。食べられるかな。
まず「さらしな」から、歯ごたえが強く、滑らかで、噛んでいると甘みがほんのり広がってくる。つゆは、濃いめの味で、出汁の深い味わいが優しく伝わってくる。さらしなそばには、あまりたくさんつけないほうが相性がいいと思います。
続いて外一そば、見た感じはあまり太くはなく、星もなく滑らかな感じ、食べてみるとワイルドで、香りも歯ごたえもガツンと来る。天ぷらをおかずに一緒に食べると相性がいい。こっちは、つゆをしっかりつけても味が埋もれなくて、しっかりした味だ。
しかし、鴨焼きとお酒をいただいた後では、少々量が多く、おなかがパンパンになってしまった。お酒を飲んだ後の締めには、軽くもりそばにするべきだったようだ。出張の夜ということで、ちょっと欲張ってしまった。
(レポート提出/大さき)
【店名】手打ちそば 庄司屋
【読み】しょうじや
【 店の電話番号 】050-5485-9390
【 住 所 】山形県山形市幸町14-28
【 アクセス 】山形駅徒歩2分
【 営業時間 】11:00~20:30
【 定 休 日 】月曜日
【ひとり分の平均的な予算】
【 予 約 】
【クレジットカード】未確認
【 個 室 】あり
【 席 数 】86席
【駐 車 場】あり
【 煙 草 】禁煙
【アルコール】あり
【店のホームページ】ありhttps//t072800.gorp.jp
【地図にリンク】ttps://goo.gl/maps/UXygGo8AtRDKvqoK6