新蕎麦が出たばかりのタイミングで、東京に行くことになりました。東京に行った際には、必ず蕎麦屋に寄ると決めている私です。

普段なら念入りに調べて行くのですが、台風という厄介な点がありました。都内を移動してまで、美味しい蕎麦にありつけたいところですが、交通が心配。

蕎麦屋をとるか交通をとるか悩んだ末、所用が東京駅前で、だったらその周辺で美味しい蕎麦屋に出会えればよいと視点をかえました。いままで東京駅前は候補外でしたが、私のハートを刺激した蕎麦屋さんがありました!

決め手は創業年、手打ち、蕎麦豆腐の3点です。蕎麦打ちをする私にはやはり気になるし、蕎麦豆腐は最近作ったばかり。蕎麦前で色々な蕎麦豆腐も味わってみたい。

そのお蕎麦屋さんは、丸の内ｱｵｿﾞﾋﾞﾙ店　大正11年創業　手打ち蕎麦「総本家小松庵」

お店入口には、ガラス張りの打ち場があり興奮の私。「新蕎麦が届きました」の張り紙も。

しかもレジには「本日の蕎麦-北海道幌加内産-北早生」そば粉の案内は大変有難いです。品種などを知るようになってから、知りたくなっています。

店員さんに案内されると、大変落ち着いた雰囲気のお店で、東京駅前とは思えない空間です。

さてメニューを眺めながら、既にホームページを見て決めていた蕎麦前ですが、店員さんに色々質問しながら注文をお願いしました。

○焼き味噌:
蕎麦の実、味噌、柚子、鶏肉、軟骨（このｺﾘｺﾘは軟骨？正解）
あのヘラに乗せて焼いた香ばしい味噌青蕎会でぜひ作りたい１品

○蕎麦豆腐:
一番食べたかったもので、感想は教室で作ったものより、プルプルで大変濃厚でクリーミー。
理由はそば粉、葛粉、白ごまが入っているからです。色々なレシピがあるので食べることも勉強です。

○日本酒:
新潟の鮎政宗
ほんのり甘口（普段飲まない私、一人慰労会で今日は特別）

○天箱ランチ:
十割かニ八が選べ、生粉打ちと天重セット。天重が箱に入っており、てっきり天ぷらだと勘違い。

蕎麦が半人前、ニ八せいろまで一緒に頼み店員さん苦笑いです。こんなに注文して食べられるかと焦りましたが、朝はのみで完食。

田舎蕎麦に近い色で、十割とニ八を食べ比べしましたが、十割の風味は強かったです。

山葵を乗せて食べると、蕎麦の甘味が引き立ち爽やか。北海道の広大さを感じました。

汁は辛口で蕎麦の甘味と合いました。蕎麦猪口とつゆ徳利がお揃いで上品。

お客さんの感想が聞こえて。「普段蕎麦を美味しいと感じないが、これは美味しかった」

この蕎麦屋さんは蕎学舎もあり、レジには蕎学として蕎麦の茹で方レシピを配布をしてました。

（レポート提出/28sobayu）

【　店　名　】総本家 小松庵 丸の内オアゾ店

【　読　み　】ソウホンケ　コマツアン　マルノウチオアゾテン

【 電話番号 】03-3215-5181

【　住　所　】東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ 5F

【 アクセス 】ＪＲ 東京駅 丸の内北口 徒歩1分 地下鉄東西線 大手町駅 徒歩1分

【 営業時間 】11:00〜23:00（LO22:00）ランチ営業、日曜営業

【 定 休 日 】年中無休（但し、1月1日及び2月第3日曜日は除く）

【ひとり分の平均的な予算】2,500円（通常平均）1,400円（ランチ平均）

【　予　約　】可

【クレジットカード】可

【　個　室　】個室あり

【　席　数　】44席

【駐　車　場】有：共有300台（共用）

【　煙　草　】喫煙可（一部禁煙席あり）

【アルコール】有

【店のホームページ】http://www.komatuan.com/