蕎麦 心空(北海道札幌市)江戸蕎麦の文化を蝦夷の地にと、大志をいただいてやって来てくれた。
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蕎麦の本場江戸からライジングサンの蝦夷地へ、本格的な江戸前の蕎麦文化を開拓にと大志を胸にやって来た。
オープンしたのは昨年2017年4月。
初めて暖簾をくぐった日、多くは語らずとも熱い想いがその背中からほとばしる。そんな若き開拓者の作る蕎麦には魂が込められている。こちらも居ずまいを正し食する。そんな清々しい緊張感の漂う空気が心地良かった。
馴染みになると、顔を見ると心なしか頬が緩み人見知りの扉がちょっと開いたのを感じ、これからが楽しみに幾度となく通いたくなるそんなお店。
お蕎麦は江戸で修行を積んでいらしただけあり、もり汁は本枯れ節の出しを効かせた辛口。
かけ汁は3種類の節に真昆布の旨味が際立つほのかに甘口。
そば粉は道産のキタワセの丸ぬききめの細かい微粉を使う外一がメイン。粗挽きはつなぎ一割で打っている。
6年修行した東京の名店「千寿 竹やぶ」で学んだとのこと。手打ちのうどんもその時に身につけたとのこと。
薬味にも拘り九条ねぎと本わさび
江戸蕎麦の伝統と蝦夷地の新しさ食の良さをコラボしていく温故知新のメニュー。1人で切り盛りしているので少しずつメニューも進化しつつあり、そば前にも拘り、板わさは小田原のかまぼこで天ぷらのエビは天然物。
江戸前の文化を伝承してくれる貴重なお店です。
(レポート提出/蕎麦リエ)
【店名】 蕎麦 心空
【読み(ひらがな)】そば しんくう
【 店の電話番号 】011ー213ー8118
【住所】札幌市中央区北1条西19丁目2−17 表参道 明豊ビル1F
【 アクセス 】地下鉄東西線 西18丁目駅から 徒歩4分ほど
【 営業時間 】11:30〜14:30 17:00〜22:00
【定休日】水曜日
【ひとり分の平均的な予算】昼 〜1000 夜 3000〜
【予約】可能
【クレジットカード】 不可
【個室】無
【席数】カウンター席 7席 4人がけテーブル席が3席
【駐 車 場】無し だが、すぐ横にコインパーキングができました。
【煙草】禁煙
【アルコール】 日本酒 ビール ワインなど