半田の街中にふと現れる黒塗り古民家風のお洒落で重厚な雰囲気のあるお店。ランチ時間は並ばないと入れないと噂で聞いていたので、営業時間10分ほど前に心して向かいましたが訪れたときはタイミング良く一番乗りで店内へ。

若い店員さんに案内され、靴を脱ぎ入るとお座敷ではなく、テーブル席でした。２階はお座敷でかなり広いと店員さんに聞きましたが、１階はテーブルの間隔は狭くないもののあまり席数は無くゆったりとしています。

店内は店名と縁のある常滑焼の陶器や立派な書画が配置され、古民家の外観にぴったりのお洒落な雰囲気でテンション上がりました。

一番乗りなのもあってワクワク度はさらに上がっていましたが、続々とお客さんが入ってきてあっという間に賑やかな店内に。

店員さんに聞くと、五目かき揚げと粗挽き細打ちせいろ２種もりがお薦めと言われましたが、無骨な田舎そばに惹かれたので粗挽き田舎そばを注文。店内をちらっと見渡すと、周りのお客さん達のほとんどは五目かき揚げは注文しているようでした。その見た目は円柱形のタワーのようで確かに美味しそうでした。

運ばれてきたお蕎麦は素敵な常滑焼の器に盛られ、黒っぽくゴワゴワとした蕎麦の様子を一層美味しそうに見せてくれます。見た目から私の好みのお蕎麦でありました。小さなホシもところどころに沢山あり石臼挽き自家製粉らしい雰囲気もしっかりあります。

顔を近づけると蕎麦粉の香りもし、最初に何もつけずに口に運ぶと粗挽きのザラッとした食感と歯切れのよさが心地よく、太めの蕎麦の噛み応えも楽しめて非常に好みの味。適度なこしで、それほど噛みしめなくても良くするっとした咽喉ごしなのも感動的。

醤油にこだわってるというつゆは、甘すぎず、粗挽きの田舎そばと一緒に食べると旨みが引き立つように感じました。男性なら２・３枚はぺろりと食べてしまうでしょう。

古窯庵は、私が訪れた半田店の他に常滑市に散歩道店、居酒屋さんも経営している古窯庵グループとなっているようです。機会をつくって、常滑市にある散歩道店にも足を運んでみたいと思います。

（レポート提出/Mihosoba）

【店名】手打ちそば古窯庵　半田店

【読み(ひらがな)】てうちそばこようあん　はんだてん

【 店の電話番号 】0569‐26‐2225

【　住　所　】愛知県半田市中町3‐70

【 アクセス 】電車でも車でもよい

【 営業時間 】11：30～14：00　17：30～22：00

【 定 休 日 】月曜日　＊祝祭日の場合は火曜日

【ひとり分の平均的な予算】昼1400円　　　夜

【　予　約　】可

【クレジットカード】可

【　個　室　】無　2階は広間になっていて30名くらいで貸し切りも可能

【　席　数　】　50席

【駐　車　場】　有

【　煙　草　】完全禁煙

【アルコール】有

【店のホームページ】http://koyouan.com/

【地図にリンク】https://goo.gl/maps/ZSgf671AymG2