手打ちそば うさぎ庵 (静岡県浜松市) 仕事後に「三色そば」を堪能する
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本来は公休日である土曜日に仕事で静岡県浜松市へ行くことになり、午前中で仕事を終え、そのあと昼食をとるなら蕎麦屋が良いと思い、本とインターネットで探しました。車で行ったのですが、浜松市の中心から飛龍街道をほぼ北に、左手に浜松城を見ながら進み、右折して間もなく着きました。浜松市の中心市街地にあるお店です。
お店は3回建て建物の1階にあります。正面に「うさぎ庵」の大きな看板が有り非常に目立ちます。一見蕎麦屋には見えないのですが、この看板のおかげで安心して入ることができました。
また、駐車場がお店の横にあり、遠方からも行き易いです。
さっそく、木製の比較的重い木の扉を開けると、正面奥左手に蕎麦の打ち台がガラス越しに見え、私は一気に「蕎麦モード」になり、わくわくしてきました。
店内ですが、入口からまっすぐにテーブルが3席あり、左壁側に4人が座れるカウンターがあり、グループでも一人でも行きやすい店と思いました。
お店はアットホーム的な雰囲気です。また、店名のとおり「うさぎ」のかわいい置物が多数あります。
常連客でしょうか、楽しそうに会話をしながらそばを楽しむお客と、一人で蕎麦を楽しむ客がいました。
私が注文と会計の際に2回、三色そばについて質問したところ、三色そばについて丁寧に説明をしていただき、接客も申し分ありません。
メニューには、蕎麦の種類として、せいろ、純せいろ、田舎そば、あらびきせいろ、しらゆきそば、茶そば、変わりそば、二色そば、三色そば等があり魅力的です。また、それぞれの蕎麦の説明が記載されており、そばをイメージしやすく、メニュー自体がそばの楽しみを増進していました。さらに、甘味そば(そばアイスクリーム、そばぜんざい等)の種類も多数あり、蕎麦の楽しみが広がります。
「しらゆきそば」とは何だろうと思いました。
私はカウンターの一番左側に座ったのですが、席の左前に「一茶庵・友蕎子 片倉康雄 手打ちそばの技術」(旭屋出版)が有りました。後日、その本を購入し読んだところ、一茶庵では「更科そば」を「白雪(しらゆき)」と称していることが分かり、「変わりそば」と「しらゆきそば」が繋がり、我ながら良いお店を選択したなと感心しました。
今回はいろいろな種類の蕎麦を食べたいと思い、「三色そば」を注文しました。
当日の三色とは、せいろ、しらゆき、そして変わり蕎麦として「ささ切り」蕎麦でした。今回の変わり蕎麦は「ささ切り」でしたが、
「せいろ」の説明は(二八そばです)、「しらゆきそば」の説明は(そばの実の芯部を使った白いおそばです)、「変わりそば」(今日は「ささ切り」でした)の説明は(日替わりで打っております)です。
運ばれてきたメニューを見た印象としては、3色(種類)の蕎麦が並んでいるのを見て、どの順で食べようか迷いつつ、さらに「蕎麦モード」が高まりました。
「ささ切り」は「せいろ」より若干色が濃いめで、コシもあり、舌触りとのど越しの感触がしっかりしたものです。「しらゆき」は、その名のとおり色は白く、しかも美しく、さらさらした感じでした。
つゆは3色(種類)の蕎麦同じものです。そこで、蕎麦の種類によりつけ方を調整したところ、蕎麦自体の味がより引き出されました。
注文が入るたびに、そばを打ち、茹でたてを提供することで、蕎麦そのものの味が楽しめて良かったです。実際に、私の次の客が注文してからガラス越しにそばを切っているところを見ました。それというのも、カウンターに座って目前の蕎麦を堪能していたため、右を見ないとガラス越しの中が見えず、打つところを見逃してしましました。
蕎麦湯も楽しめました。
次回は、純せいろ、田舎そば、あらびきせいろを食べに行きたいと思います。
(レポート/そばカキ)
【 店の電話番号 】
053-473-9166
【 住 所 】
〒433-8122 静岡県浜松市中区上島5-7-30
【 アクセス 】
遠州鉄道上島駅から徒歩約1分と近く、また駐車場もあるので車でも可です。
【 営業時間 】
11:30~15:00
17:00~20:30
【 定 休 日 】
月曜日
【ひとり分の平均的な予算】昼 1,000円 夜 2,000円
【クレジットカード】不可、PayPayは可
【 個 室 】無
【 席 数 】 14席
【駐 車 場】 有
【 煙 草 】禁煙
【アルコール】有
【店のホームページ】無