田舎そば 美里(茨城県守谷市)古民家の達磨ストーブのある土間で味わう十割蕎麦
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「茨城のそば屋さん 常陸秋そば50店」に掲載されていたので、車で早速出かけた。常磐道谷和原ICから約4km、ナビで向かったにもかかわらず、大通りの店の裏側で現着。
店が見当たらず、左に入る細い道を住宅街へ行き、ぐる~と回ると広めの駐車場というか空き地がまたナビで」現着。
古い門があり、車を降りて門をくぐると、小さな池の前に「ホタル育成中」の看板、古い大きな民家が見え、左奥に玄関らしき入り口。引き戸をガラガラと開けると、違う世界に入ったような雰囲気。
広~い土間に達磨ストーブが一つ、煤けた梁が見える高い天井、分厚い1枚板のテーブルに、丸太を割いたような長椅子、壁に掛けてあるメニューもなんとなく煤けている。
13時半、先客が1組、ピークが過ぎた後か。花番さんは年配のおばさん一人、山の中のそば屋のおばあちゃんのように焦らず接客。厨房内は主人が一人か?中が見えず不明。メニューは壁に貼ってあるものだけ、そば屋のメニューというよりガード下の飲み屋さんのメニューみたい。その中のそばメニューには、そばは全て十割蕎麦で、おろしそば、もりそば、鴨汁そば、きのこそば、そばがきとあった。
鴨汁そばにおろしそばを注文、その前にそばがき、みそ田楽を注文した。
先ずはみそ田楽。甘さを抑えたみそがのったコンニャク。貼り付けてある酒メニューに合いそう。
次は、そばがき。薬味はネギに山葵、そして汁。少し固めに練り上げたそばがきにはどろ~としたそば湯(後から出てきたそば湯と同じ)が掛かっている。汁は薄目で、このそばがきには少し物足りなかったが、そばがきそのものは味濃く、粉が良いのか美味しく頂きました。
いよいよそばです。蕎麦は、旧水府村や旧八郷町、北海道や福井から仕入れ、自家製粉し、十割で打っているとのこと。
出てきたそばは、色はそれほど黒くなく、殻ごとでなく丸抜きから挽き、粗挽きではないようだ。麺長は程よく、少し乱れはあるが細め、口の中で蕎麦の味や香りがしっかりと出てきます。欲を言えばもう少しコシがあればと感じました。
おろしそばは、通常の汁に、薬味で山葵の代わりにおろしが付いている。汁は薄く、甘めで、出汁は利いています。好みから言えばもう少し濃い方が良い。
鴨汁そばも汁は薄味ですが、鴨や野菜の旨みが十分に出ている。
そばが出てくるころには、1組、また食べ終わるころにはまた1組と、十割蕎麦を食べに来店してくるようです。駐車場でナンバーを見ると、地元だけではなく他県からも来ていました。
(レポート提出/スターボード)
【店名】田舎そば 美里
【読み(ひらがな)】いなかそば みさと
【 店の電話番号 】0297-46-1883
【 住 所 】茨城県守谷市ひがし野3-19-3
【 アクセス 】常磐道谷和原ICより約4km 最寄り駅TX守谷駅
【 営業時間 】12:00~20:00
【 定 休 日 】不定休
【ひとり分の平均的な予算】昼 夜
【 予 約 】
【クレジットカード】
【 個 室 】なし
【 席 数 】 カウンター6人掛け 2か所 テーブル6人掛け 5か所
【駐 車 場】 10台程度 ※区画なくかなり停められる。
【 煙 草 】喫煙可
【アルコール】あり
【店のホームページ】なし