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この店で味わってみたいのが「粗挽き田舎そば」。米粒ほどもあろうかという、そば粉の粒子が、太打ちの麺の中に詰まっています。まさに、詰まっているという言い方が適切な、個性的なそばです。

これだけ太いと、打つのが大変。のした生地をたたむと絶対、そこから切れてしまうので、たたまずに、切りまで持っていきます。

主人の益子正巳さんは、常陸秋そばの魅力のすべてを引き出したいと、様々な工夫をしながら、そばを打っています。

常陸秋そばは、福井在来のような、野性的な強さはないけれど、洗練された上品な味わいが持ち味で、益子さんの丁寧なそば打ちや、メニュー作りを見ると、この方が常陸秋そばに魅せられたのも、必然といえるのかもしれません。

その品書きの中で、異色ともいえる大胆なメニューが、「揚げだしそばがき」。この店ならではの個性の逸品で、二八そばもおいしいけれど、これも見逃せないですね。

天ぷらなど、周辺のメニューの完成度も高く、安心して食べられるそば店です。

【 店の電話番号 】

029-285-0031

【　住　所　】

茨城県ひたちなか市高野3267

【 アクセス 】

JR常磐線佐和駅から、車で約１０分

【 営業時間 】

11時～14時40分

17時～19時30分

【 定 休 日 】

月曜　(祝日の場合は営業、翌日休み)

【ひとり分の平均的な予算】

1000円から2000円

【　予　約　】

【クレジットカード】

不可

【　個　室　】

なし

【　席　数　】

24席

【駐　車　場】

あり

【　煙　草　】

禁煙

【アルコール】

あり