蕎肆 穂乃香(東京都墨田区)おしゃれな店だが味に手抜きなし!
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お店は両国駅から4、5分歩いたところにあります。そば屋さんだと遠目でわかるような幟やのれんがなく、店構えが落ち着いているので、危うく見落としてしまうところでした。2回ともお昼営業の時間に伺いました。
1日目の注文は「天せいろ」でした。そばはせいろが二枚に分けてあります。
天ぷらは熱々で、敷かれた紙に残る油の跡も少なく、衣のさっくりあっさり感が見事でした。稚鮎もうれしい一品です。天つゆとお塩が付いていましたが、お塩でいただきました。
本日のそばは、栃木県真岡市産の常陸秋蕎麦粉を使用しているとのこと。細麺ですが、よく見ると太さが若干違うことから手切りの様子が窺えます。
啜った瞬間にそばの香りが鼻を突きます。「旨い!」思わず声を発してしまいました。
麺のコシも適度で麺つゆを通すとのど越しも良し。そば湯もしっかりとしていて大満足。人におすすめしたくなる最高の天せいろでした。
2日にいただいたのは、前回隣の席で美味しそうに食べていた、この店オリジナルの「北斎せいろ」です。
昼限定の三枚もりを注文しましたが、店頭で見て「レモン切り」が気になっていたので、一枚をレモン切りにしてもらいました。
サイコロ状に切られた鴨肉を中心に、ナス、ネギがたっぷり。上に三つ葉と飾り麩が乗せられて彩を添えます。「鴨汁の変型だな」と思っていたら、汁の中にゴロっと大きなつくねが入っていてびっくり! そして、そのおいしさに二度びっくり!!
これだけで「鴨つくねせいろ」というメニューで行けそうです。つけ汁のため、味は濃いものでしたが、そばを通すと程よくなりました。
そば湯を飲むためのそば猪口と木製レンゲもついている心遣いもうれしいものです。
そして、気になっていたレモン切りです。お店の方からお塩でもどうぞと薦められ、透明感あふれるレモン切りの麺の上にパラパラっと。ムムッ、香りさわやか! 夏にぴったりの味で、一気にお塩だけで食べました。
最後にそば湯でしめ、今回も大満足させていただいたことに感謝してお店を後にしました。
(レポート提出/木曽馬ジョージ)
【 店 名 】蕎肆 穂乃香
【 読 み 】きょうし ほのか
【 電話番号 】03-3634-2918
【 住 所 】東京都墨田区緑1-25-7
【 アクセス 】JR総武線両国駅から徒歩4分
【 営業時間 】11:30~15:00 17:30~22:00(L.O.21:30)
【 定 休 日 】毎週日曜日
【ひとり分の平均的な予算】昼 夜
【 予 約 】可
【クレジットカード】可
【 個 室 】なし
【 席 数 】21席(内カウンター5席)
【駐 車 場】なし
【 煙 草 】完全禁煙
【アルコール】日本酒、焼酎、他
【店のホームページ】