そばごちそう門前 (深大寺そば)(東京都調布市)大根おろし・焼き椎茸付き「門前そば」
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蕎麦好きな私は、蕎麦に関するテレビ番組チェックを欠かせない。そんなとき、ある番組で深大寺蕎麦を知りました。江戸時代から続くことに驚き、「蕎麦の歴史」を深く勉強するきっかけにもなりました。
同時に高尾山に興味も沸いており、東京在住の知人に話したところ、新蕎麦の時期でもあるし両コースを案内してくれることになりました。
深大寺へは、新宿からバスで調布に行きます。バスから蕎麦屋が見えると、11時でも既に人気店はお客さんで並んでいます。今回は時間の関係もあり案内所で、「並ばずかつ美味しい蕎麦屋さんは?」と訊ね「門前」にお邪魔しました。
店先では「蕎麦饅頭」が美味しそうに蒸かされ、たくさんのお土産が並んでいます。それを見るだけでも、テンションが高くなります。
紅葉が見ごろで天気もよく、江戸時代もこのような雰囲気だったのかなと想像しながらお店の中に入りました。
混雑していても、冷静に対応している熟練店員さんが1F外席に案内してくれました。参道を見渡せ客席数が多く開放的です。有名な深大寺についに来たー!と興奮ぎみの私です。
メニューがたくさんあり、知人と悩みながら屋号をとった1050円の大根おろし・焼き椎茸付き「門前そば」を注文しました。凄い期待をしているため、落ち着きません。お客さんの蕎麦を美味しそうにずずずっといく音が耳に入ってきます。
ついに蕎麦が運ばれてきた瞬間、事前知識が全くない分得したというか、見た目も楽しめる蕎麦に嬉しくなってしまいました。
まず更科のように白く細くて洗礼された新蕎麦。星がたくさん入っており、噛めば甘みがあるであろうと想像します。蕎麦の上に海苔が盛られているのが意外でした。
次に器に移ります。笊が小高くなっている構造に興味がわき、笊をひょいと外してみたり、可愛らしい形の笊をまじまじと見つめ、松葉に乗った焼き椎茸がとても映えているのです。
そして大根おろしに汁を入れて食べるのですが、大根と椎茸の脇役が実は蕎麦と食べれば、優れた栄養を摂取できる組み合わせに、えらく感心してしまいました。
さっそく蕎麦を素のままでいただくと、口の中で予想通りほんのり甘みが出できます。
次にそばつゆを大根おろしに入れて蕎麦をすすると、大根はさほどきつい辛さでもなく、つゆと調和のとれた味わいになり、消化にいいと体が感じます。しかも焼き椎茸が実に美味しい!出汁がきいて蕎麦とこれがあうのです。もっと食べたい焼き椎茸でした。
蕎麦湯は大根おろしが入っていたこともあり、二人で飲み欲しおかわりしたかったです。
店内の装飾も楽しめます。会計を済んでから蕎麦饅頭を買って頬張りました。
深大寺白鳳仏国宝指定記念展も開催されており、実に良いタイミングで楽しめました。
(レポート提出/28sobayu)
【 店 名 】そばごちそう門前 (深大寺そば)
【 読 み 】ソバゴチソウモンゼンシンダイジソバ
【 電話番号 】0424-87-1815
【 住 所 】東京都調布市深大寺元町5-13-5
【 アクセス 】連絡バス(調布空港-調布)
大沢コミュニティセンター駅 徒歩16分
【 営業時間 】10:00~16:00
【 定 休 日 】月曜日(予告なく休業させて頂く場合もございます。)
【ひとり分の平均的な予算】
【 予 約 】可
【クレジットカード】情報なし
【 個 室 】すべて椅子席
【 席 数 】客席テーブル席30人様分とお座敷30人様
【駐 車 場】団体:高橋駐車場
【 煙 草 】全席禁煙
【アルコール】有
【店のホームページ】http://www.jindaiji.co.jp/