日本蕎麦オリオリ(東京都江戸川区)モチモチ感がすごい蕎麦
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昨年暮れに江戸川区西葛西にも誕生したHIS経営の個性的なホテル。竹林や石庭の「和」を基調としたデザインに、恐竜などの古代生物を融合させた話題のホテルです。
「日本蕎麦オリオリ」さんはそのホテルの1階に入っており、ホテル宿泊者の朝食の場にもなっているようです。
このお店のシステムは、まずは食券を買うのですが、その券売機も大画面液晶タッチパネル式。あっ、店名の「オリオリ」とは折り鶴の“オリオリ”だったのか‥‥大型タッチパネルには折り鶴の絵が映し出されていました。画面をタッチすると、通常の券売機のようなメニューボタンがたくさん付いた画面が現れました。単品からセット物まで、結構メニューは豊富のようです。
私は「天せいろ」(1580円)を選択して、この店の実力を拝見しようと思いました。そば類には小ごはん(白米か茶飯)が付くそうですが、私はNO THANKS。
開店から1年経っていないのでさすがに店内も真新しく、今回私が利用した15席あるカウンターコーナーも、バーカウンターのようなおしゃれな感じ。各席のテーブルにはコンセントが付いていますが、パソコンを使用したりスマホの充電をしたりするお客様へのサービスでしょうか?
今日も30℃を超えて暑い日が続いているせいか、あるいはまだこのお店が知られていないのか、たまたまこの時間に少ないのか、お客様は2人連れ1組とカウンター客1名のみ。その後、ベビーカーを押して2人(3人?)連れが入ってきました。
冷たいお水でのどを潤して、店内をキョロキョロ見回しているうちに、天せいろが運ばれてきました。へぎ蕎麦のような大きな四角い木の器に盛られたそばは迫力があります。
天ぷらには天つゆと抹茶塩も付いています。つゆの色はきれいな赤めの醤油色。オリオリさんの天せいろ、おいしそうです。
まず、“ある程度”方向を揃えて盛られた蕎麦から。細麺ながらしっかりとしたそば色をしていて、茹で具合がよろしい感じに見えます。蕎麦の香りはあまりたっていないようです。
2、3本いただいてみましょう。あれ、なんだろう。上手く啜れません。麺を噛んでみます。あ、結構モチモチしています。歯でコクっと切れず、歯に付く感じがします。多少表面にぬめり感は残りますが、一般的な範疇です。何でしょう。このモチモチ感。うーん、ちょっと現在の私の知識と実力ではうまく表現できません。もちろん、美味しくないわけではないんですよ。
次に、色のきれいなそばつゆはどうでしょう。舐めてみると、ん、甘い! しかも砂糖やザラメからくる甘味ではない! 何か口の中に残る甘さです。
そのつゆに浸けてそばを啜ります。今度は啜ることができましたがモチモチ感は相変わらずすごいです。
天ぷらですが、海老が2尾の他、赤パプリカ、アスパラ、ヤングコーン、なすの計5種類。海老を抹茶塩でいただいてみると、衣はサクサク、海老はプリプリでとても美味しい! 野菜天たちも揚げ具合が抜群。油もしっかり切れており、敷いてある紙にも油跡は少しだけしか残っていません。
天ぷらでよく思うのが、塩で食べるか、天つゆで食べるかです。せっかく付いているのだからと、ついつい両方を使ってしまう自分。どうなのでしょうか。
そば自体は自分の好きなものとは少し違いましたが、西葛西地区に新しいそば屋さんが増えるのは嬉しいことです。近くには駅そばの名店「やしま」をはじめ、「豊川」、「KOSO」、「めん秀 長盛庵」などがあります。西葛西が美味しいそばが食べられる街に育っていくことを期待しています。
ごちそうさま。
(レポート提出/木曽馬ジョージ)
【店名】日本蕎麦オリオリ
【読み(ひらがな)】にほんそばおりおり
【 店の電話番号 】03-5679-7030
【 住 所 】東京都江戸川区西葛西5-4-7
【 アクセス 】東西線 西葛西駅から徒歩3分
【 営業時間 】11:30~15:00、17:00~22:00
【 定 休 日 】無休
【ひとり分の平均的な予算】昼 夜
【 予 約 】原則不可
【クレジットカード】不可
【 個 室 】なし
【 席 数 】29席(内カウンター15席)
【駐 車 場】なし
【 煙 草 】禁煙
【アルコール】ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー
【店のホームページ】http://www.hennnahotel.com/nishikasai/restaurant/
(「変なホテル」ホームページ内)