南千住 砂場(東京都荒川区)日曜日に開いてる老舗店
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毎年東京でコンサート日程が決まると、蕎麦屋に寄ることにしています。
江戸そばの老舗の系譜は「のれん御三家」と云われ、薮、更科と砂場があり、これは外せません。しかし砂場になかなか行けてません。というのは日曜日のコンサートに合わせると、日曜日定休日が多いためです。
蒸し蕎麦の再現をするため、巴町砂場のご主人に手紙を出し、やっと平日に予定が取れて来店した年には閉店してしまいました。
そんな中で唯一日曜日に開いている、南千住砂場を見つけました。しかも初江戸時代初期から続く老舗中の老舗蕎麦店!これまで訪れた蕎麦屋さんまでのルートと勝手が違い、ジョイフル三の輪というアーケード内に入り商店街を進むと、目的の砂場があったことに大変驚きました。
この意外な異空間に、老舗の威厳を保つその看板だけても圧巻。さらに入口の片隅に「大阪屋砂場」の石碑を見つけた瞬間は、まるで江戸時代にタイムスリップしたようで異次元の世界にいる錯覚を覚えました。
お店の中は昭和初期のたたずまいが残り、懐かしい装飾品の数々があります。
大好きな天ざるセットと、桶に入って出てくる葉型の蕎麦がきも注文したのですが、量が三人分ほどあり、女性一人では食べきれないと言われ断念しました。
蕎麦が来るまで、行燈で温かみのある雰囲気を演出した店内を、ゆっくり眺めては、お店の外に出ては現代と江戸の往来を楽しんでいました。本日のそば粉案内が記されており、福井産丸岡在来種、北海道産の二八です。
「お待たせ~」元気なおかみさんが蕎麦を運んできましたが、あっさり盛る蕎麦屋さんが多い中、大変盛りがよく、天婦羅はしめじ、サツマイモ、野菜のかき揚げ、海老と楽しめる内容です。
蕎麦は思ったより星があり、のど越しが大変よく、ほんのり甘さを感じます。そばつゆは、甘汁・辛汁の中間で飽きない味です。天婦羅はサクサク感がありました。このボリュームでお腹が満たされ、蕎麦がきの完食は無理だったことでしょう。
お薦めしたい点は、蕎麦前にぴったりのメニューが豊富なで、グループで色々シェアしながら楽しめると思いました。
(レポート提出/28sobayu)
【 店 名 】南千住 砂場
【 読 み 】みなみせんじゅ すなば
【 電話番号 】03-3891-5408
【 住 所 】〒東京都荒川区南千住1-27-6
【 アクセス 】JR常磐線 南千住駅から徒歩15分
【 営業時間 】AM10:30~PM20:00
【 定 休 日 】木曜日
【ひとり分の平均的な予算】1000円~3000円
【 予 約 】不可
【クレジットカード】不可
【 個 室 】なし
【 席 数 】24席
(4人掛けテーブル:6卓 4人掛け座卓:1卓 6人掛け座卓:1卓
【駐 車 場】なし
【 煙 草 】有
【アルコール】有
【店のホームページ】なし