浅野屋 本店(東京都千代田区)明治から続く個性の江戸蕎麦
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神田駅すぐのビル街に佇む蕎麦屋さん。
重みを感じる屋号の看板、飾らない渋い行灯と暖簾のかかる外観に、昔からある蕎麦屋さんの雰囲気の中に浸りたくて、立ち寄ることにしました。
昼時を避けて立ち寄ったためお客さんはポツポツと、女性店員さんの自然に振舞ってくれる挨拶に慣れ親しまれた空気を初来店ながらに感じました。
1人席のカウンターから、2人掛け、4人掛け、6人掛けと約40席ほど。思っていたよりも店内は広く、年期と落ち着きを感じる、ゆっくりと寛げそうな店内。
まずはお酒を飲みながら蕎麦選びといきたいところでしたが、コロナ禍で長居はあまりよくない世の中…お酒やおつまみの種類が豊富で惜しい気持ちもありましたが今回は蕎麦だけ、楽しみは次回に残すことにします。
季節蕎麦などそそられる蕎麦メニューが多々ある中、ふと気になった「鳥せいろ」を注文することに。蕎麦屋ではよく見かけるメニューの1つですが、外二八の自家製麺を使用しているとの文句と、店の雰囲気から直感で選んでみることにしました。
暫くして出てきた蕎麦、まず汁に目が飛び込みました。大きく切られて食べ応えのありそうな葱、鶏肉と合わせて食べたら美味しいだろうと思わせてくれるビジュアルです。
始めは蕎麦だけを一口。微かな蕎麦の風味と、喉越しを残しつつ程よくザラついた舌触りの蕎麦の食感がありました。
東京らしい濃い出汁、汁の中にはつくねと炙り鶏が入っておりその旨みで甘さを感じる出汁となっていました。蕎麦を汁に付けた時、麺の程よいザラつきの質感が汁とよく絡んで、相性の良さが引き立っていることを実感しました。
鳥肉とシャキシャキ葱の相性も良く、蕎麦を食べる際は汁に付けるだけの時と、鳥や葱と共に口に運ぶ時と、1つの器でも意識することで様々な味と相性とを楽しむことが出来るのだなと感じる蕎麦の時間になりました。
(レポート提出/蕎麦と銭湯好き)
【 店 名 】浅野屋 本店
【 読 み (ひらがな)】あさのや ほんてん
【 店の電話番号 】03-3254-4351
【 住 所 】東京都千代田区内神田2-7-9
【 アクセス 】JR神田駅徒歩1分
【 営業時間 】11:00~14:30 17:00~21:30
土曜日は11:00~14:00
【 定 休 日 】日曜・祝日・第1第3土曜日
【ひとり分の平均的な予算】昼:約1000円
夜:約2000~3500円
【 予 約 】不可
【クレジットカード】不可
【 個 室 】なし
【 席 数 】約40席
【駐 車 場】なし
【 煙 草 】禁煙
【アルコール】あり
【店のホームページ】なし