Soba Ristorante na-ru (東京都中央区) 蕎麦リストランテ na-ru
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久し振りに銀座に出たときに友人から誘われて、手打ち蕎麦をイタリアン料理にアレンジして食べさせてくれるお店があるとのことで来てみた。
お店は昭和通りから1本入った細い通りに面しており、開放的なオープンテラスになっていた。店内に入ると明るくカジュアルな造りで、テーブル席(4名席×4)とカウンター席(4席)があり、ゆっくりと寛げる雰囲気の空間であった。この店は、蕎麦をイタリア料理に使い和洋折衷に仕上げていて、蕎麦好きには珍しいことこの上なく興味をそそる。
手打ち蕎麦の蕎麦粉は、会津産が使われていて、もりそばは九一で打っているそうだ。そして、ギリシャ産のエキストラバージンオイルが各種料理に使われている。
先ずは蕎麦屋の定番でお勧めメニューである出汁巻き玉子を注文した。所謂、蕎麦屋の出汁巻きと異なりオムレツであった。一口食べてたまごの味が口に広がり、その後、エキストラバージンの香りが鼻に抜けて、これはこれで美味かった。
次に蕎麦の中に赤色と緑色のパプリカの粉末を練りこんだ変わり蕎麦を注文した。
粉チーズがまぶされていて、まるでスパゲッティで蕎麦を想像させない。これもエキストラバージンオイルが掛けられていて食すと蕎麦の風味は感じないが、蕎麦と思わなければこんな使い方もあるのだと驚いた。
次にもりそばを注文した。蕎麦を摘み口に入れると蕎麦の風味が広がり、会津産の蕎麦粉の味と香りが伝わり美味かった。次に蕎麦汁につけて鰹の香りに広がり、甘めの出汁が調和して美味さをかった。お勧めはオリーブオイルに山椒を合わせた薬味をトッピングして汁に入れて蕎麦を食す。不思議と細打ちの蕎麦に合い、口中でオリーブオイルの香りがして、意外に美味くて蕎麦に合うと感じた。最後には濃い蕎麦湯も出てきた。
蕎麦を中心にした日本食とイタリアンの異文化融合を存分に楽しめるお店であった。
(レポート提出/能勢 順一)
【店名】Soba Ristorante na-ru
【電話番号】03-5579-9949 (予約)050-5890-0240
【住所】〒104-0061 東京都中央区銀座1-19-8 銀座サクラビル 1F
【アクセス】徒歩・・・地下鉄室町駅1番出口、東銀座駅A7出口、銀座1丁目駅出口から、それぞれ徒歩5分。
【営業時間】月〜金 ランチ11:30〜14:00(L.O)、ディナー17:30〜21:30(L.O)
土,祝日 ランチ11:30〜14:30(L.O)、ディナー17:30〜20:30(L.O)
【定休日】日曜日、第4土曜日
【一人分の平均的な予算】昼 1000円~、夜 4000円~5000円
【予約】可
【クレジットカード】可
【個室】無
【席数】22席(カウンター、テーブル)
【駐車場】無(店の前にタイム制Pある)
【煙草】完全禁煙
【アルコール】有
【店のホームページ】http://www.na-ru.jp/