蕎麦と肴 すみだ 太平(たいへい) (東京都墨田区) 連休最後に食べる蕎麦ディナー
たまたま家の近くでいつも通らないところを歩いていると、木をベースにした新しい蕎麦屋を発見したので少し前からチェックしていました。
オープンは昨年9月だそうです。
GWに入って時間も出来たことで5月3日の昼頃をめがけて足を運んでみたが3日~5日までお休みということで、改めて出直して7日のディナーに訪問。
18時半頃に予約無しで店へ行くと他のお客様はいなくて、とても愛想が良い若い女性店員に5席あるカウンターの窓側に案内されました。
また、店内は白基調で木のデザインがとてもお洒落な雰囲気を出しており、清潔感のある居心地の良い雰囲気でした。
席はカウンター5席にテーブル席が4つあり全体で20席の店でしたが、席の間がゆとりあるため思ったより広い空間に見えました。
椅子については、カウンター側は背もたれがしっかりしていましたが、テーブル席の椅子には背もたれがほとんど無い椅子だったことで、ゆっくりくつろぐには少々疲れるかな~と思い勿体ない感覚を受けました。
早速メニューを見ると、おつまみから魚、天ぷら、寿司等も揃えており、特に魚はマグロ料理が多く、焼き物でネギマや刺身、中トロ、ねぎとろ丼などがおススメなのかとても美味しそうでしたが、注文したものは一層美味しそうに見えただし巻き玉子と天ざるに決定。
まずは、ビールの後にだし巻き玉子が登場。
だし巻き玉子は、写真に劣らない綺麗な色合いと、ふんわりとした柔らかさで、出汁も同割なのか薄味ではあるがとても絶妙な味付けで美味しい一品でした。
天ぷらの中身は、海老、さつまいも、穴子、茄子、大葉で、特に海老は食べ応えのある大きさのものを使用しており肉厚で美味しかったです。
しかし、衣が少し厚く硬さを感じたところが好みもあるかもしれませんが少々気になりました。
蕎麦については、メニューに石臼挽き二八蕎麦と書いてあったので、メニュー写真を見ながら少し田舎っぽく見えるがつるつる感を残しているのだろうか等と、全く味の想像が出来ないまま妄想に耽っていました。商品が出てきたときの感想は、見た目は思ったより白っぽく、よく見るとホシも入っているので手打ちかどうか分からないにしても、拘りがあるのだろうと思いました。普通の切り幅で、少し平麺気味ですが、太さはバランス良く、長さも十分にあり、美味しそうでした。
食べた感想としては、とてものど越しが良い蕎麦で、つるつる感がありました。そしてしっかりと長い蕎麦なので、啜っているときに蕎麦の良い香りと美味しい味を感じることが出来ました。歯ごたえとしては少し弾力が少なく柔らかめだと思えたので、冷水でしっかりと締めることで更に美味しい蕎麦になるのかなと思いました。
後はやはり、つや感とコシというよりモチモチ感がイメージ以上に強かったので、二八でどうやって、この食感を出すのだろうと思いました。きっと蕎麦粉や小麦粉の違いなどによっても。大きく変わるのでしょう。
そばつゆについては、比較的甘めで独特のクセや突出した味は無く、この蕎麦には相性の良いつゆでした。
今回は天ぷらと一緒にこのつゆで食べましたが、どちらかというと天ぷらには更に相性が良く、旨味がしっかり引き出されるつゆだと感じました。
蕎麦を食べているころには、他のお客様もどんどん入ってきており、人気店なんだと感心している一方で、1人で厨房を回しているオーナーがすでに忙しくしており、聞きたかった質問も出来ない状況となっていました。後で時間が空いていたら聞いてみようと思い、最後の締めのそば湯を蕎麦猪口に注ぎましたが、完全なポタージュ系のドロッとしたそば湯で、美味しく飲み干しました。
全体を通して、ディナーの時間帯なことと、オーナーの拘りもあるようで、魚に関するおつまみや刺身・寿司などが売りになっているようです。
それらを含めて。全体的なバランスがとても良いお店だと感じました。
(レポート/ドーミン)
【 店の電話番号 】
03-6456-1067
【 住 所 】
東京都墨田区太平3丁目19-3
【 アクセス 】
錦糸町駅北口から8分
【 営業時間 】
11:00-14:00、17:00-22:00
*土日は夜のみ
【 定 休 日 】
【ひとり分の平均的な予算】
昼1000円
夜4000円
【 予 約 】
予約可
【クレジットカード】
可
【 個 室 】
無し
【 席 数 】 席
カウンター5席
テーブル4つ(15席) 計20席
【駐 車 場】
無し
【 煙 草 】
禁煙
【アルコール】
あり
【店のホームページ】
https://sumida-taihei.wixsite.com/sumidataihei