もがみ

六本松のランドマークともなった421ビルから少し住宅街に入ったところのマンションの一階に見える、「和」の看板。字体がいかにも和ましい雰囲気を醸し出している。地下鉄七隈線六本松駅、またはバス停を降りて徒歩7分ぐらいかかっただろうか。冷たい雨が降る日だったため、足取りがやや重かったかもしれない。晴れていれば5分ほどで到着できただろう。間口はが広く入りやすい雰囲気だ。

日曜日のランチタイムだったため、ランチメニューはあまりないのかと期待はしていなかった。しかし、ミニ丼とのセットや、3種類のおかずとサラダ、一口大のお寿司の限定30食セット(1000円)もあり、なかなか決め難い。本当は限定セットが有名だが、迷った挙句、シンプルにもりそばを注文した。ホール担当はまだ高校生ぐらいの女の子が一人で切り盛りしていた。なかなか手際よく注文を受けてくれる。厨房から時折、男性2名が行ったり来たり忙しそうにされていた。なにかイベントでもあるのだろうか。パックに入ったおかずのようなものを外に運び出されていた。

店内は大きなカウンター席があり、その横にテーブル席が2組。日本酒がたくさん並べられており、一品メニューも豊富なため、夜は居酒屋としての利用ができそうだ。私の後から入ってこられた方は、「あれ、カウンターが変わったね」などと仰っていたため、最近店内をリニューアルされたのかもしれない。

さて、注文からあまり待たされずに蕎麦が運ばれてきた。蕎麦は細めでやや黄みがかっている。まずは何もつけずに一口すすってみる。蕎麦の香りは弱い。氷水を使ってしめているのか、やや硬めの食感である。

つゆだけを味わうと、だしの濃厚な香りを味が広がる。九州独特の甘さが感じられるため、九州の醤油に慣れていない方にとってはやや甘味を強く感じてしまわれるかもしれない。それぞれの好みもあるだろうが、私は薬味のねぎとわさびを入れたほうが、きりっと味が変わり、最後まで蕎麦が食べやすくなった。というのも、蕎麦の量が多いのだ。今まで食べたどの店よりもボリュームがある。これで700円(税別)というのだから、かなりのコストパフォーマンスである。一盛り食べ終わると、満腹感を感じるほどだ。

さきほどのアルバイトの女の子は非常に手際よく働いてくれるのだが、まだ蕎麦を半分食べ終わるか食べ終わらないかのうちに、蕎麦湯を置いて行ってくれたため、少し焦りながら蕎麦をすすることになってしまった。

しかし、蕎麦湯を楽しむ時間は重要である。この甘めのつゆと蕎麦湯とのバランスはいかがなものかと期待が募る。蕎麦湯自体は、やや粗めのざらっとした口当たりで薄すぎず私にはちょうど良い。つゆと合わせるとまろやかな甘さになった。蕎麦湯を最後まで味わうと、本当に満腹になる。

打ち場は奥にあるのか、残念ながら見ることはできなかったが、年末の年越しそばの予約を受付されていたため、このボリュームのある手打ち蕎麦が自宅で味わえるのは嬉しい。

この日は忙しそうにされていて、あまり長居することもできなかったが、次回は木曽路で修行された時代のお話を、ご主人に尋ねてみたいと思った。

(レポート提出/もがみ)

【 店 名 】蕎麦 和

【 読 み (ひらがな)】そば なごみ

【 店の電話番号 】092-771-6116

【 住 所 】福岡県福岡市中央区六本松4-9-25六本松ハウス1F

【 アクセス 】地下鉄七隈線六本松駅より徒歩7分

【 営業時間 】平日・土曜 11:30~14:30/17:00~22:00

【 定 休 日 】不定休

【ひとり分の平均的な予算】昼 ~1,999円   夜 ~3,000円

【 予 約 】可

【クレジットカード】可、PayPay可

【 個 室 】なし

【 席 数 】約20席 カウンター、テーブル

【駐 車 場】なし

【 煙 草 】禁煙

【アルコール】日本酒、焼酎、ワイン

【店のホームページ】なし

【地図にリンク】https://goo.gl/maps/rBakPv7HRBeZLzAJA

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