創業明治16年 蕎麦處 かふく (宮城県仙台市) 「鶏といわしのつみれ蕎麦」を注文。大正解 !
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蕎麦好きの上司がいて、たまにランチに誘われたことがありました。
この店は、職場から徒歩で行けますが、繁華街とは逆方向で、隠れ家的な場所です。
初めて行った時は、江戸時代にタイムスリップしたような店構えで気に入りました。何せ創業が明治16年という老舗です。
きょうは、新蕎麦の時期なので、久しぶりにお昼にお邪魔しました。
店内はお座敷、テーブル席があり、茶釜から優しい湯気が上り、和やかな雰囲気です。
ここの名物は、蒸籠に盛られた盛り蕎麦なのですが、好きな枚数を注文できるのです。
今回は、「鶏といわしのつみれ蕎麦」を注文しました。どんぶりに入った、温かい蕎麦です。
待つ間、創業年が刻まれた湯呑で、そば茶をいただきました。
お蕎麦が運ばれてきました。
「鶏といわしのつみれ」は、予想外の大きさです。ビックリして「でかい!」と、思わず声を出してしまいました。
まず汁を味見しました。ごくり。少し肌寒い日でしたので、五臓六腑に染み渡ります。 ああ~、何て優しく懐かしい味なのでしょう。
ざるそばを食べる機会が多いので、辛汁に慣れていますが、温かい蕎麦の優しさも、いいものですね。 ザルは男性、温かいかけ蕎麦は女性にむいているのかもしれません。
大きなつみれを箸で口に運びます。まず半分、口に入れました。 鶏の軟骨が入っていて、食感が楽しめます。
いわしの味はしっかりしていて、そのあとで蕎麦を食べても、まだいわしの味が口中に残っているほど。
水菜と大根おろしがトッピングされて、見た目にも、おいしそうです。
七味唐辛子をちょっとかければ、くせになる味わい。
蕎麦は、更科風で、上品な風味。量もたっぷりなので、すっかり満足しました。
ご馳走様でした!
店員さんにお話をうかがいました。 そば粉は秋田産と山形産のブレンド。そば粉とつなぎの割合は、6:4とのことでした。
【 店 名 】創業明治16年 蕎麦處 かふく(家福)
【 読 み 】ソウギョウメイジジュウロクネンソバドコロカフク
【 電話番号 】022-222-0565
【 住 所 】宮城県仙台市青葉区本町1-14-16 家福ビル2F
【 アクセス 】地下鉄南北線「勾当台公園駅」公園1出口より徒歩6分
【 営業時間 】11:00~20:00
【 定 休 日 】日曜日 (土・月曜日が祝日の場合は休み)
【ひとり分の平均的な予算】800円~900円
【 予 約 】可
【クレジットカード】情報なし
【 個 室 】個室 室(2名×1室、4名×2室)
【 席 数 】48席
【駐 車 場】2台
【 煙 草 】全面禁煙
【アルコール】有