手打ち大石田そば きよ (山形県大石田町) 祖母の味を引き継いだ大将の打つ十割。大石田そば街道で行列の出来る人気店。
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最上川を背に癖になる蕎麦と伝統のつゆ、一度食べたら虜になる味。
山形県を流れる最上川を新庄方面に向かう手前に『大石田そば街道』と言われる昔ながらの蕎麦屋さんが数件あります。その中でも最も人気の繁盛店の蕎麦にハマり、実家に帰省にする度に来店しています。
本日も早めに到着して開店前に並びました。駐車場には地元の人はもちろんですが、東北県内や関東方面のナンバーなどの車が次々と開店前から停まり、皆さん店の玄関前に並び始めました。
決まって注文するのは【板そば】と、冬でも【冷たい肉そば】です。蕎麦が届く前に提供される箸休めのサービス漬物三点盛りも嬉しく、お茶を飲みながら待ちます。開店前から打つ大将の蕎麦は、田舎そばにしては太すぎず、細すぎずの十割で風味も良く喉越しや啜り心地も良く、全て文句なしです。また、板そばを注文した客のほとんどが一緒に注文すると言うのが【あたたかい鳥つけ汁】です。この熱々の甘辛のつゆには、大きめの柔らかい鶏肉が二つほど入っていて、つゆが染みてこれまた美味です。蕎麦つゆとつけ汁の交互に食べる蕎麦粉100パーセントの板そばは絶品で、女性のお客様でも大盛りを注文するのが分かります。
また、冷たい肉そばは丼から溢れそうなくらいにキンキンに冷えたつゆが蕎麦を覆って、その上には味が染みた親鳥のスライス肉と、きざみネギがたっぷりのってます。板そばは十割ですが肉そばや鳥そばは、つなぎが入っているようです。こちらは喉越しも良く丼のつゆも鳥の旨みがあり、完飲するお客様もいるほどです。板そばも冷たい肉そばも秘伝の配合のつゆは絶品で、蕎麦との相性も抜群です。時間を掛けてでも蕎麦好きが足蹴に通う理由が分かる気がします。
そしてここの隠れた人気メニューは【かいもず】これは一般的な蕎麦屋さんでは、そばがきや、かいもちと言われてるものです。私が過去に食べたそばがきに比べてなめらかで、ふわふわとろっと食感が絶品です。それを甘めのゴマだれと納豆で味わいます。板そばと一緒にシェアして食べるのも良いですね。
山形の地酒もおいてあるので、運が良ければ銘酒『十四代』の酒蔵のお酒も堪能出来るかもしれませんね。
(レポート提出/喜心)
【店名】手打ち大石田そば きよ
【読み(ひらがな)】通称:きよそば
【 店の電話番号 】0237-35-4245
【 住 所 】山形県大石田町横山736
【 アクセス 】大石田駅より2.5km
【 営業時間 】午前11:00分~16:00(売り切れ御免)
【 定 休 日 】木曜日
【ひとり分の平均的な予算】昼~¥1,999 夜~¥999
【 予 約 】不可
【クレジットカード】不可
【 個 室 】八畳一間
【 席 数 】大広間 座席8卓
【駐 車 場】 店前4台、道路向かい6台
【 煙 草 】完全禁煙
【アルコール】有
【店のホームページ】
【地図にリンク】https://goo.gl/maps/7dFeD2J9JJt.