蕎麦割烹 橙(だいだい) (東京都中央区) 中華の巨匠が手がけた銀座の高級蕎麦割烹

Momo

銀座 4 丁目の三井ガーデンホテルの裏手に、中国料理の巨匠である脇屋シェフが、これまでの料理人人生の集大成として作った最高級中国料理のお店が1F、そして無類の蕎麦好きとしても知られる脇屋シェフが、山梨の翁で修行した蕎麦職人 森氏と共に蕎麦割烹 橙を 2F に、2024 年の春、オープンしました。
数々の調度品やアートが店内に数多く展示されており、銀座の蕎麦割烹にふさわしく、店内全体が上品にまとめられていて気分をあげてくれます。
落ち着いた照明に照らされた、樹齢 2000 年の杉の一枚板のカウンターが、凛として美しく象徴的です。
カウンター8 席と個室が1つあり、サービススタッフとソムリエが常駐しています。
基本的な用途としてはデート、接待、会食向きです。
サービス料として 10%がかかります。

(メニューに書かれている内容)
おまかせの蕎麦懐石
下記3種類
15,000 円、25,000 円、35,000 円
(注文したメニュー)
35,000 円

無類の蕎麦好きの中国料理の巨匠、脇屋シェフがプロデュースした蕎麦屋。所々のお料理に脇屋シェフならではの中国料理の創作や技術が加わった、唯一無二の蕎麦懐石コースを楽しませてくださいます。
使用されている高級食材や中国食材が決して派手に強く主張するわけではなく、見事にお蕎麦や食材の美味しさを引き立たせています。例えば、この日いただいた中で、蕎麦前の楽しみである卵焼きの中にもフカヒレが閉じ込められていたり、蕎麦がきにキャビアが乗せてあったり、銀座らしさ、脇屋シェフらしさ、高級蕎麦割烹らしさを感じられる調和が見事です。

一工夫加わった蕎麦前、季節食材の小料理が出た後に、正統な蕎麦と、かけ蕎麦で〆る流れです。
蕎麦懐石の終盤で供される二八蕎麦は、仄かに翡翠色で細く長く端正な蕎麦切りがされており、透明感と艶があり、美しい。
日頃趣味としての蕎麦打ちを行うようになって、如何に、蕎麦職人さんがすごい技術なのかと、うっとりしてしまいます。
まずは何もつけずそのまま頂きました。
最初の口当たりの印象は、細打ちの麺に水分が綺麗に纏っており、つるつるとした食感、品よく優しく蕎麦の香りが立ち、甘味もあり、滑らかな食感で、このままで食べるだけでも美味しいお蕎麦です。
最後の余韻まで強い風味が主張してくる訳ではなく、しなやかで至って端正な印象でした。
最後の余韻まで上品に蕎麦の香り、食感を楽しませていただき、美味しい美味しいと食べ進めると、あっという間に完食しました。
(お蕎麦の量は、事前に大中小で聞いてくださいます)

蕎麦つゆ自体はサラッと爽やかできれのある味わいでした。
蕎麦屋の中でもここまで高級路線に振り切っていながらも、きちんと品よくまとめあげるお店は稀で、貴重でははないかと思います。大切な方との会食や接待に、ワインや日本酒と共に、ゆったりとした時間を過ごしたい時に使いたい蕎麦屋です。

(レポート= Momo)

 

【 店の電話番号 】
050-3662-0054
【 住 所 】
中央区銀座 5-10-5 3F
【 アクセス 】
銀座線 銀座駅 徒歩 3 分
【 営業時間 】
17:0-22:00(L.O21:00)
【 定 休 日 】
日月
【ひとり分の平均的な予算】昼 夜
25000 円
【 予 約 】
必要
【クレジットカード】
可能
【 個 室 】

【 席 数 】 席
【駐 車 場】

【 煙 草 】
【アルコール】
ワイン、日本酒、ウイスキー 豊富に揃う【店のホームページ】
https://soba-daidai.com

 

 

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