吉田屋(福島県白河市)白河蕎麦の美味しさ
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「福島県のお蕎麦といえば、会津」
そんなイメージを打ち破るのが、白河のお蕎麦です。
福島県白河市の、商店街通りの中にあります。小ぶりなお店だけれど、歴史を感じるのれん。
店内はとても綺麗で、テーブル席のほかに、座席もある。
蕎麦は椅子じゃなくあぐらをかいて食べるものだ、なんていう人もいる。
接客も丁寧だ。 人気店らしく、お昼時になるとお客さんでいっぱいだ。
さて、もりそば。
まず驚くのがその量!
たくさん食べたくて大盛を頼んでも、食べたりない気持ちになることもある私だが……、まさに山盛り。
(他のお客さんのかけそば大盛も、大きな大きな丼に入っていた…)
それでいて美しい。しなやかさがあり見た目にも瑞々しい。蕎麦の食欲を誘う香りも漂う。
鮮やかな見た目とは裏腹に、味はいわゆる田舎蕎麦そのもの。
歯ごたえよく、漬けツユが無くても十分、どんどん食べられてしまう。
するすると蕎麦を手繰るたびに鼻孔を香りが抜けていく。
あっというまに食べ終わってしまった。
初めて訪れてから何度か来ているけれど、いつも漬けツユをたくさん残して、蕎麦湯をゆっくり楽しんでいる。
家族連れも多いが…、白河市の子供たちは幼いころからこんなに美味しいおそばが食べられる環境にいるのか。羨ましい。
こちらは別の日に食べた「割子そば」
メニューの一番右上に載っている。看板蕎麦だ。
五段重ねになった蕎麦を、6種類の薬味で味わえる。
大根おろし、いくら、卵、とろろ、なめこ、海苔、それからジュンサイ!
ジュンサイをお目にかかれるのも珍しい。
順番に薬味を足していくことで、海の幸も山の幸も味わえるということだ。
贅沢すぎる!!
次々様変わりする味に舌鼓を打ち、最後に蕎麦湯でまとめていただく。
大変な満足感。ごちそうさまでした。
「ああ、蕎麦は蕎麦だけで十分美味しいんだ」と思えるお蕎麦屋さん。
まだまだこれから何度も行くだろう。
(レポート提出/Quon)
【 店 名 】吉田屋
【 読 み (ひらがな)】よしだや
【 店の電話番号 】0248-23-3064
【 住 所 】福島県白河市本町北浦7
【 アクセス 】JR白河駅から徒歩数分
東北道白河中央スマートICから車で10分少し
【 営業時間 】11:00~14:10
16:30~19:30
【 定 休 日 】水曜日
【ひとり分の平均的な予算】昼1,500円 夜3000円~4,000円
【 予 約 】可能
【クレジットカード】使用不可
【 個 室 】有り
【 席 数 】 40席 2回に宴会場
【駐 車 場】 あり 9台
【 煙 草 】禁煙
【アルコール】地酒・冷酒・ビール