お取り寄せそば大賞、ランキング発表 ! /日本蕎麦保存会
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お取り寄せそば大賞、ランキング発表 ! /日本蕎麦保存会
(協力/サライ編集部)
お待たせしました。「お取り寄せそば大賞」(高級取り寄せそば)のグランプリとランキングを発表します。
全国の、お取り寄せそばの名店が勢ぞろいしました。
最高レベルの高級お取り寄せ蕎麦(生麺)を取り寄せて、ご自宅で、おいしい郷土そばを味わってください。
審査は、5つ星に認定されている「蕎麦のソムリエ」7人と、蕎麦のソムリエ認定委員長の片山虎之介が行いました。
お店のそばを取り寄せて、実食。その評価によって、ランキングを決定しました。
お取り寄せできる郷土そばには、それぞれに個性があって、その土地のそばならではの、おいしさがあります。
どのそばも、とてもおいしいので、あちこちのそばを取り寄せて楽しんでください。
随時、更新して、新しいお店も追加しますので、楽しみにしてください。
アイコンの写真をクリックすると、それぞれの説明ページにリンクします。
(そば・蕎麦の文字は、読みやすさを優先するため、両方の表記が混在しています)
【第1位・グランプリ】
蕎麦旬菜こすげ 長野県長野市/信州そば
(概評/片山虎之介)
-食べたら、絶対、長野の店に行きたくなる、別格の信州そば-
信州そばを代表する名店と評価して良い店です。なぜなら、この店の主人の打つそばは、他の店には真似のできないレベルの、おいしさを備えているからです。
昔から受け継がれてきた本来の信州そばの弾力、腰とは、こういう食感です。
なぜ、この店の蕎麦が、他の店と違うかというと、理由があります。蕎麦の打ち方が違うのです。
蕎麦は、打ち方が変わると、同じ粉で、同じ人が打っても、まったく異なる味、食感になります。
蕎麦という食べ物は非常にデリケートで、打つ人に、その繊細な味わいをコントロールする能力があるか否かで、蕎麦のおいしさ、まずさが決まるのです。
「そばなんて、どれも大した違いはないさ」と思っている方、それは恥ずかしい思い違いです。
『蕎麦旬菜こすげ』の蕎麦を味わって、「お取り寄せそば大賞」グランプリの実力に驚いてください・・・続きを読む
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【第2位】
野の庵 青森県弘前市/津軽そば・蕎麦
-素朴な津軽の人々が守ってきた、極め付きのご馳走-
津軽そばは、作ることに手間がかかるため、一時は途絶えて、幻の郷土そばと言われていました。それを復活させたのが、明治から続く弘前の名店『野の庵』です。
津軽そばは、時間がたっても、おいしさが持続するという特徴があるため、お取り寄せには、うってつけの蕎麦といえます。
なぜ、時間が経ってもおいしいのかというと、蕎麦を作る際、大豆の絞り汁である「呉汁(ごじる)」を練り込むからです。
食料が豊富ではなかった、昔の津軽の暮らしの中で、少しでも食べるものの量を増やしたいと、「増量」が目的で行われた習慣ですが、そこに蕎麦の「持ちをよくする」効果があったのです。
令和の時代になって、再び脚光を浴びることになった津軽そば。
グランプリのそばと接戦の名勝負を展開した、東北の名蕎麦です・・・(続きを読む)
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【第3位】
あみだそば遊歩庵 福井県福井市/福井そば・蕎麦
-日本一の材料を惜しげもなく使った、取り寄せそば-
日本各地に様々な郷土そばがありますが、その中で三大郷土そばを選ぶとしたら、まず第一に、福井そばの名前があげられます。
なぜなら、福井県で栽培、生産しているそばの品種「福井在来」は、本当の意味での日本蕎麦の味を、しっかり備えたそばだからです。そのそばを使って打った福井そばこそ、現代の日本に残された極めて希少な「本物のそば」といえるのです。
『あみだそば遊歩庵(ゆうぶあん)』から届けられるのは、福井在来を使った、十割そばです。
強い風味に加え、きっぱりと潔い、そばの食感が楽しめます。
かつて、蕎麦がお好きだった昭和天皇が召し上がり、そのおいしさに、おかわりをご所望になったという福井そばは、審査員にも高く評価されました・・・(続きを読む)
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【第4位】
戸隠日和 長野県戸隠/信州そば・蕎麦
-戸隠そばを超越した、戸隠十割そばの美味-
戸隠そばは、本来、小麦粉のつなぎを使ったそばが基本なので、生粉打ち(十割そば)を供する店は、多くはありません。
しかし、戸隠も極上のソバが育つ地域ですから、そばの持ち味を、十割で楽しみたいという希望がわいてきます。
そんなとき食べたいのが、『戸隠日和』のそばです。
そばの風味を引き出す「一本棒・丸のし」の打ち方で、戸隠そばを作る個性のそば職人が、『戸隠日和』主人、山口 茂さん。名人達人が居並ぶ戸隠でも、際立った蕎麦打ち名人として知られた人です。
山口茂さんが打った十割そばは、不思議なそばです。
十割そばの風味と、二八そばの食感を併せ持っているのです。
食味を試した審査員からも、「初めて味わう美味しさだ」と、感嘆の声が聞かれました・・・(続きを読む)
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【第5位】
蕎麦やすたけ 福井県福井市/福井そば・蕎麦
-手挽きの石臼を駆使して、在来種のおいしさを引き出したそば-
福井県で生産されるそばのうち、最もおいしいものは、福井県のそば好きが食べてしまうというのは、本当の話です。
だから、最高の材料は、県外に卸す量が、わずかになってしまうのです。
では、福井県のどこで、最高の蕎麦は食べられてしまうのか。
その犯人の一軒が、『蕎麦やすたけ』です。
ここは、地元のそば好きの人気が高い店。主人の北谷敏一さんが、畑を選んで蕎麦を仕入れ、その材料に最適の方法で石臼を回して製粉し、自らそばを打つのですから、この味を知ったそば好きは、もう他の店に行くことができなくなります。
県外不出の最高の在来種のそばを、麺の形で、取り寄せることができる……そば好きにとっては夢のような話です。
福井伝統の「一本棒・丸のし」の技で手打ちされた『蕎麦やすたけ』のそばは、なめらかな喉越しと、飲み込んだあとにも、さらに強さを増して広がる蕎麦の香りが特徴。
大根おろしや刻みネギ、削り節を薬味にした、おろしそばにして味わえば、在来種のおいしさとは、どういうものなのかが、舌に刻み込まれます。
「もっと上位に」という審査員の声も多かったのですが、ほぼ同点並びで、この順位になりました・・・(続きを読む)
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【第6位】
桐屋 権現亭 福島県会津若松市/会津そば・蕎麦
-郷土そばの中で、最も品格のある会津そば-
会津そばは、大きく分けて2種類あります。
ひとつは、十割、生粉打ちで、強い風味を楽しむそば。
もうひとつは、香りや味の強さを控えめにして、跳ねるような食感を楽しむそばです。
会津若松市の名店『桐屋 権現亭』(きりや ごんげんてい)から届けられるのは、後者のそばです。
口に運べば、生きているような弾力の強さに驚かされます。
そばつゆの洗練された味わいも、審査員の注目を集めました。
主人の唐橋宏さんは、東北きっての蕎麦打ち名人。
その技と、鋭い味覚が生み出したおいしさが、このそばに凝縮されています・・・(続きを読む)
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ネットで買える。保存しておいて、いつでも楽しめる。おいしいそば乾麺の日本一が決まりました。
お取り寄せ蕎麦を自宅で食べるとき、もっともっと、おいしくして食べましょう。