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ご主人の木口光芳さんが、自由人のため、「蕎麦屋とは、こういうもの」という概念を無視して、店を作りました。

そばは、本物。158号線を通って、この店に寄らない人は、もはや蕎麦好きと名乗る資格はありません。

麺の特徴は、小麦粉のグルテンの魅力を最大限に引き出して、それがそばの風味を殺すことなく、逆に、引き出しているのです。

そばの打ち方の技術は、大きく分けて2種類。力を入れて強引に打つ打ち方と、力を入れずに、やさしくいたわって打つ打ち方が、あります。

木口さんの技法は、前者の、力を入れて打つ打ち方ですが、それも尋常な力の入れ方ではありません。力ずくで蕎麦の美味しさを引き出す、木口さん流のそば打ち技術が、この土地のそばには合っているのでしょう。

四方はすべて山に囲まれているので、豊富な山菜を使った料理を、季節ごとに楽しむことができます。

山の幸を活かした代表メニューが、「とうじそば」。キノコや山菜、油揚げなどを鍋で煮て、そこに「とうじかご」(小さな竹カゴ)に入れた蕎麦を沈め、あたためて食べるという食べ方ですが、これが最高。日本各地にある郷土そばの中でも、ピカイチのおいしさだと断言できます。(要予約)

【 店の電話番号 】

0263-94-2825

【　住　所　】

長野県松本市安曇3365-1

【 アクセス 】

松本から上高地へ向かう158号線の途中、右手にある。

「道の駅風穴の里」の向かい。車で行くのが便利。

【 営業時間 】

11時～15時

【 定 休 日 】

水曜日

(営業時間と定休日は、変更になる場合がありますので、電話でご確認ください)

【ひとり分の平均的な予算】

1000円から2000円

【　予　約　】

可能

【クレジットカード】

不可

【　個　室　】

なし

【　席　数　】

20席

【駐　車　場】

あり

【　煙　草　】

禁煙

【アルコール】

あり

【店のホームページ】

なし